足の速さと肩の強さが自慢の23歳外野手
西武から今秋ドラフトで育成6位指名されたBCリーグ・群馬ダイヤモンドペガサスの奥村光一外野手(23)が7日、群馬・高崎市内の球団事務所で西武・秋元宏作ファームディレクター、鈴木敬洋育成アマチュア担当らの指名あいさつを受けた。
奥村は静岡県出身で、東海大静岡翔洋高時代は強打者として注目されたが、東海大では出場機会に恵まれず3年で退部し、2021年にBC群馬へ入団。1年目に打率.372で首位打者に輝くと、今季は50m5秒9の俊足に磨きをかけ、63試合で33盗塁を記録した。
担当した秋元FDも「全体的に身体能力が高く、スピードとパワーを兼ね備えた選手です」とそのポテンシャルを高く評価している。
指名あいさつを受けて「鈴木さん(西武・育成アマチュア担当)から『育成6位だけど、スタートラインはみんな同じだよ』と心強い言葉をいただきました。自分の芯を持って、1日でも早く支配下選手になることを目標にがんばりたいと思います」と意気込んだ。
「ドラフトで指名を受けた時は、うれしくて頭が真っ白になりました」と初々しい一面も見せた23歳。「僕は足の速さと肩の強さに自信があるので、スピード感のある守備や代走からアピールして、チャンスを掴みたいと思っています」とプロでの抱負を語った。
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