九州アジアリーグで防御率1位
今秋ドラフトでオリックスから育成2位指名された九州アジアリーグ・福岡の大江海透投手(23)が7日、北九州市内で入団交渉に臨み、仮契約した。
佐賀県出身の大江は神埼清明高から久留米工大を経て北九州下関フェニックスに入団。身長182センチ、体重92キロの左腕で、最速153キロの直球とキレのあるスライダー、チェンジアップを武器に、今季はリーグ1位の防御率2.31をマークしている。
色紙に「コツコツ前進」としたためた大江は「仮契約を終えて、この冬のトレーニングを頑張って、キャンプ初日から全力でスタートダッシュが切れるようにしなければいけないと改めて思いました。一日でも早く支配下登録されるために、自分の持ち味の力強い真っすぐをどんどん投げ込んでアピールしたいと思います」と笑顔を見せた。
「将来的には目標にしてもらえるような選手になることが目標です。必死に頑張ります」と意欲満々。オリックスは中継ぎ陣が右腕に対して左腕が少ない事情もあり、今後の成長が期待される。
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