最速146キロ誇る将来性豊かな大型右腕
西武から今秋のドラフトで育成5位指名された北嵯峨高の木瀬翔太投手(18)が1日、京都市の同校で後藤光貴育成アマチュア担当から指名あいさつを受けた。
木瀬は185センチの長身から最速146キロの快速球を投げ込む大型右腕。今夏の京都大会3回戦・日星戦では、9回161球を投げて4安打10奪三振1失点の力投で、完投勝利を挙げた。
18歳右腕は「指名を受けたときは『うれしい』の一言で、あの日はたくさんの方に『おめでとう』と言ってもらいました」と運命の日を振り返った。
担当した後藤スカウトは「バランスの良い体格で、腕の振りが良く、投手としての潜在能力を秘めた、将来性が豊かな投手です」とポテンシャルの高さを評価。木瀬は「僕の持ち味はストレートで、球の伸びやキレを大事にしているので、その点もアピールポイントのひとつ。数字はあとから付いてくるものだと思っているので、自分の芯を持って、それを貫ける投手になりたいです」と意気込んだ。
そして「これからどんどん世界が広がって、学んでいくことばかりだと思うので、一つひとつ吸収していきたいと思っています」とプロでの抱負を語った。
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