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【CS第2戦】連勝狙う広島は森下暢仁がCS初登板 DeNAは2年連続先発の今永昇太で逆王手なるか

2023 10/15 11:00SPAIA編集部
広島・森下暢仁とDeNA・今永昇太のインフォグラフィック

ⒸSPAIA

プロ4年目でCS初登板の森下暢仁

広島・森下暢仁とDeNA・今永昇太のインフォグラフィック


広島が先勝して迎える「2023 JERAクライマックスシリーズ(CS)セ」の第2戦(マツダスタジアム)。一気に連勝でファイナルステージ進出を決めたい広島は、森下暢仁が先発する。

今季は20試合に先発して9勝6敗、防御率3.01、QS(6回以上自責点3以下)は15度記録。自身3度目の2桁勝利には惜しくも届かなかったが、今季も安定した投球で先発ローテーションを支えていた。

プロ4年目にしてCS初登板となる。DeNA戦には今季2試合に登板して1勝0敗、防御率2.77、2戦ともQSを記録するなど相性は悪くない。本拠地では6月28日に対戦し、7回8安打2失点の粘投で、白星を手にしている。

DeNA打線に対しては、被打率.271とヒットは比較的許している。宮﨑敏郎、関根大気は無安打に抑えている一方、牧秀悟には6打数2安打1本塁打、桑原将志には2打数1安打1本塁打と打たれている。

短期決戦では不用意な1球が命取りとなりかねないだけに、今日は細心の注意を払った投球を心がけたい。昨日チームはサヨナラ勝ち。勢いそのままに、2連勝で甲子園への切符を手にすることができるか。

敵地でも好成績の今永昇太

一方、後がないDeNAは今永昇太が先発。今季は22試合に先発して7勝4敗、防御率2.80、QSは15度記録。リーグ最多の174奪三振をマークし、2年連続で規定投球回をクリアするなど、安定した投球を見せていた。

広島戦には今季5試合に登板して、1勝1敗ながら防御率2.61、奪三振率11.03、与四球率0.87の好成績。敵地でも3試合に登板、計18イニングを投げて23奪三振3四球4失点に広島打線を封じている。

昨季もCSファーストステージでの先発を経験している左腕。昨年は阪神相手に5回7安打2失点で負け投手となった。その悔しさを今日の登板にぶつけ、チームの窮地を救う投球を見せることができるか注目だ。

パ・リーグのCS1stステージの予告先発は以下の通り。

【パ・リーグ】
ロッテ・西野勇士-ソフトバンク・有原航平(ZOZOマリン)

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