勝てばクライマックスシリーズ進出決定のDeNA

DeNA石田健大が29日の阪神戦(横浜スタジアム)に先発する。勝てばクライマックスシリーズ進出が決まる重要なマウンドだ。
今季は22試合に登板して4勝9敗、防御率3.88。9月16日のヤクルト戦で5回途中降板し、22日のイースタン・リーグ西武戦に調整登板してコンディションを整えた。
阪神戦は4試合で1勝2敗、防御率2.75。直近では8月19日に5回無失点(勝ち負けつかず)だった。今日もまずは5回を投げ切ることが最低ノルマだろう。
後半戦は1勝5敗と結果を残せていないが、ポストシーズンや来季につなげる意味でも重要な一戦。9年目の左腕が意地の力投でCS進出を決めるか。
DeNA戦4連勝中の青柳晃洋
一方、阪神は青柳晃洋が先発する。今季は17試合で8勝5敗、防御率4.39。2年連続最多勝のサイドハンドにとって納得のいく成績ではないだろう。
ただ、DeNAとは相性が良い。6試合で5勝1敗、防御率3.28をマークしており、現在4連勝中だ。
今季の登板はおそらくこれが最後。村上頌樹や大竹耕太郎ら新戦力が台頭したが、昨季の投手3冠右腕が存在感を発揮したい。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
広島・森下暢仁-中日・仲地礼亜(マツダスタジアム)
【パ・リーグ】
ソフトバンク・有原航平-西武・今井達也(PayPayドーム)
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