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ソフトバンク連敗ストップへ有原航平が先発 ロッテ・種市篤輝は相性の悪さ覆す好投なるか

2023 9/21 11:00SPAIA編集部
ソフトバンク有原航平とロッテ・種市篤輝のインフォグラフィック
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ⒸSPAIA

9月無失点の有原航平

ソフトバンク有原航平とロッテ・種市篤輝のインフォグラフィック


PayPayドームで行われる3位・ソフトバンクと2位・ロッテの23回戦。クライマックスシリーズ進出へどちらも負けられない一戦の先発は、有原航平と種市篤輝と発表された。

ソフトバンクの有原は今季14試合に先発して8勝4敗、防御率2.43、QS(6回以上自責点3以下)は11度記録と、ここまで安定感のある投球を見せている。前回先発した13日の西武戦(ベルーナドーム)では、7回99球を投げて4安打6奪三振3失点(自責は0)と好投し、白星を手にした。そこから中7日で今日の登板を迎える。

ロッテ戦には今季2試合に登板して2勝0敗、防御率1.88と相性は抜群。ただ、被打率は.263と比較的打たれている。特に、ポランコには7打数4安打2本塁打、荻野貴司には7打数3安打と打たれているだけに、今日の対戦でも要注意だろう。

9月はここまで2試合に登板していずれも無失点と好調な右腕。チームは4位の楽天に連敗し、嫌な雰囲気が漂う中、自身の投球で連敗ストップなるか。

ソフトバンクと相性の悪い種市篤輝

一方、ロッテの種市は今季21試合に先発して10勝5敗、防御率2.88、QSは12度記録するなど安定感抜群のピッチングを披露している。前回登板した13日の楽天戦(ZOZOマリン)では、7回101球を投げて3安打2失点の力投を見せていた。そこから中7日で今日の登板に臨む。

ソフトバンク戦には4試合に登板して2勝1敗ながら、防御率5.21。被打率は.282で、近藤健介を8打数1安打に抑えている一方、柳田悠岐には10打数5安打と打たれるなど、相性はあまりよくない。今日はその数字を覆すような投球を見せたい。

チームは昨夜、敵地・京セラドーム大阪で目前での胴上げを許したが、まだまだCS争いは続く。チームの勝ち頭でもある種市が好投を見せ、3位とのゲーム差を広げることができるか。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【パ・リーグ】
楽天・塩見貴洋-西武・今井達也(楽天モバイル)

【セ・リーグ】
ヤクルト・サイスニード-中日・小笠原慎之介(神宮)
阪神・青柳晃洋-巨人・赤星優志(甲子園)

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