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白熱のCS争い!ソフトバンクは板東湧梧に勝ち越し託す 楽天・荘司康誠は自身4連勝なるか

2023 9/10 11:00SPAIA編集部
ソフトバンク・板東湧梧と楽天・荘司康誠のインフォグラフィック

ⒸSPAIA

6勝目を目指す板東湧梧

ソフトバンク・板東湧梧と楽天・荘司康誠のインフォグラフィック


PayPayドームで行われている3位・ソフトバンクと4位・楽天の3連戦。CS進出を争う両チームの戦いはここまで1勝1敗。勝ち越しがかかる第3戦の先発は板東湧梧と荘司康誠と発表された。

ソフトバンクの板東は今季27試合(先発は8試合)に登板して5勝3敗、防御率3.06、QS(6回以上自責点3以下)は2度記録。前回先発した2日の西武戦(ベルーナドーム)では、5.2回96球を投げて8安打2失点の粘投で、今季5勝目を挙げた。そこから中7日で今日の登板を迎える。

楽天戦には救援1試合含め2試合に登板して0勝1敗、防御率1.35。先発した8月26日の登板では、5.2回104球を投げて5安打7奪三振2失点(自責は1)と力投するも打線の援護なく、黒星を喫した。

チームは昨日の勝利で4位楽天とのゲーム差を2.5に戻した。ただ、楽天戦は今日の試合を入れて残り6試合とまだまだ予断を許さない状況。CS進出へ大事な一戦となるマウンドで右腕はチームに勝利を届ける投球ができるか。

プロ初勝利から3連勝中の荘司康誠

一方、楽天先発の荘司はここまで15試合に先発して3勝3敗、防御率3.09、QSは6度記録と、ルーキーとしてはまずまずの投球を見せている。前回登板した3日のロッテ戦(ZOZOマリン)では、7.2回113球を投げて5安打7奪三振2失点と好投し、白星を手にした。そこから中6日で今日の登板に臨む。

ソフトバンク戦には今季3試合に登板して、1勝1敗、防御率3.24の成績。前回8月27日(楽天モバイル)の対戦では、5回91球2安打1失点に抑え、勝利投手になっている。ただ、計16.2イニングを投げて13四球と制球力に課題を残す。ストレートは平均148.2キロと球威があるだけに、変化球の精度が好投のカギを握るだろう。

7月5日にプロ初勝利を挙げて以来、自身3連勝中。先発として試合を作り、負けない投球を続けている。今日はCS争いのライバル相手にドラ1ルーキーがどのような投球を見せるか注目だ。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【パ・リーグ】
日本ハム・伊藤大海-西武・髙橋光成(エスコンF)
ロッテ・佐々木朗希-オリックス・宮城大弥(ZOZOマリン)

【セ・リーグ】
巨人・Y.メンデス-中日・柳裕也(東京ドーム)
DeNA・濵口遥大-ヤクルト・山野太一(横浜)
阪神・伊藤将司-広島・九里亜蓮(甲子園)

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