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阪神・伊藤将司がマジック減らしに貢献するか?ヤクルト吉村貢司郎は3カ月ぶり一軍

2023 9/3 11:00SPAIA編集部
ヤクルト吉村貢司郎と阪神・伊藤将司のインフォグラフィック
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ⒸSPAIA

7月23日から5連勝と安定感抜群の伊藤将司

ヤクルト吉村貢司郎と阪神・伊藤将司のインフォグラフィック


阪神・伊藤将司が3日のヤクルト戦(神宮)に先発する。今季は18試合に登板して8勝5敗、防御率2.48。中6日でローテーションを守っており、毎週日曜日に登板している。

7月23日のヤクルト戦から5連勝と安定感抜群。前回8月27日の巨人戦は6試合ぶりに黒星がついたが、7.2回4失点と内容は悪くなかった。

ヤクルト戦は5試合に登板して2勝1敗、防御率3.06。7月からの5連勝のうち2試合はヤクルト戦と相性は良い。

ストレートの平均は142.2キロとそれほど速いわけではないが、カットボール、ツーシーム、チェンジアップを同じ腕の振りで投げ込み、相手打者のバットの芯を外して凡打の山を築くのが真骨頂だ。

チームは18年ぶりの優勝に向けてばく進中。伊藤はルーキーイヤー以来2年ぶりの2桁勝利を狙うためにも白星を積み上げておきたい一戦だ。

8試合中4試合は阪神戦のドラ1吉村貢司郎

一方、ヤクルトの先発はドラフト1位ルーキーの吉村貢司郎。5月25日に登録抹消されて以来、3カ月ぶりの一軍マウンドだ。

開幕一軍入りして8試合に登板し、2勝1敗、防御率4.54。そのうち4試合は阪神戦で無傷の2勝、防御率1.71と好成績を残している。

7月から二軍で登板を重ねており、8月26日のイースタン・リーグ楽天戦で6回無失点と結果を残してから中7日。久々の一軍で気合も入っているだろう。

チームは低迷しているが、吉村にとっては来季につなげる意味でも重要な登板。首位を走る阪神を封じて明るい話題を提供したい。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
DeNA・濵口遥大-巨人・井上温大(横浜)
広島・九里亜蓮-中日・柳裕也(マツダスタジアム)

【パ・リーグ】
日本ハム・上原健太-オリックス・東晃平(エスコンF)
西武・與座海人-ソフトバンク・森唯斗(ベルーナドーム)
ロッテ・中森俊介-楽天・荘司康誠(ZOZOマリン)

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