3試合ぶりの白星目指す與座海人

ベルーナドームで行われている5位・西武と最下位・日本ハムの3連戦。1勝1敗で迎える第3戦は與座海人と上原健太が先発。6月28日(那覇)以来、今季2度目の“しまんちゅ”対決となった。
西武の與座は今季ここまで12試合に先発して2勝4敗、防御率3.30、QS(6回以上自責点3以下)は7度記録するなど安定した投球を見せている。前回登板した19日のソフトバンク戦(PayPayドーム)では、6回96球を投げて5安打3失点と粘投も報われず、黒星を喫した。そこから中7日で今日の登板に臨む。
日本ハム戦には今季3試合に登板して0勝1敗と白星こそないが、防御率1.45、2QSをマークするなど好相性。2年連続での凱旋登板となった那覇での対戦でも、7回3安打無失点の快投を見せていた。
昨季自身初の2ケタ10勝をマークしたが、今季はなかなか白星がついてこないサブマリン右腕。互いに譲らなかった前回の上原との対決に続き今日も好投を見せ、今度は勝ち切ることができるか。
前回9回無失点と好投した上原健太
一方、日本ハム先発の上原健太はここまで1試合の中継ぎを含め14試合に登板して2勝4敗、防御率2.39、QSは6度記録と、まずまずの成績を残している。前回登板した20日のオリックス戦(京セラD大阪)では、9回116球を投げて4安打無失点と力投。味方の援護なく白星は逃したが、圧巻の投球を披露した。そこから中6日で今日の登板を迎える。
西武戦には今季3試合に先発して0勝2敗ながら防御率2.20の成績。前回7月16日(ベルーナドーム)の対戦では、4.2回74球を投げて5安打2失点で黒星を喫した。被打率も.270と悪く、マキノンと外崎修汰には被打率.500と打たれているだけに、今日の対戦でも要注意だ。
昨日は先発の伊藤大海が見事な完封勝利。再び西武とのゲーム差を0.5に縮めた。この良い流れを受けて8年目左腕も3勝目を手にし、5位浮上となるか。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【パ・リーグ】
楽天・荘司康誠-ソフトバンク・松本晴(楽天モバイル)
オリックス・東晃平-ロッテ・森遼大朗(京セラドーム大阪)
【セ・リーグ】
巨人・Y.メンデス-阪神・伊藤将司(東京ドーム)
中日・柳裕也-DeNA・平良拳太郎(バンテリンドーム)
広島・黒原拓未-ヤクルト・高橋奎二(マツダスタジアム)
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