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復活のエース西武・髙橋光成が3戦3勝の日本ハム戦に先発 伊藤大海とのお得意様対決を制するのは?

2023 8/26 11:00SPAIA編集部
西武・髙橋光成と日本ハム・伊藤大海のインフォグラフィック
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ⒸSPAIA

今季10勝目を目指す髙橋光成

西武・髙橋光成と日本ハム・伊藤大海のインフォグラフィック


ベルーナドームで行われている5位・西武と最下位・日本ハムの3連戦。西武が先勝して迎える第2戦の先発は髙橋光成と伊藤大海と発表された。

西武先発の髙橋は今季19試合に先発してリーグ3位タイの9勝(6敗)、同2位の防御率1.98をマーク。QS(6回以上自責点3以下)も15度記録するなど安定感抜群の投球を披露している。

前回登板したのは8日の日本ハム戦(エスコンF)で、8回116球を投げて4安打2失点と好投し、自身4連勝を飾った。ただ、12日に「特例2023」で出場選手登録を抹消。今日は中17日空いての復帰登板となる。

日本ハム戦には今季3試合に登板して3勝0敗、防御率0.75、被打率も.115と完璧に封じている。ただ、清宮幸太郎には6打数2安打3四球、ルーキーの奈良間大己には4打数2安打で1被弾している。この2人は今日の登板でも要警戒だろう。

チームは首位オリックスに3タテを食らったが、昨日の勝利で最下位転落は何とか免れた。今日も病み上がりのエースが快投を見せ、再び上位追撃の態勢を整えることができるか。

西武得意の伊藤大海

一方、日本ハム先発の伊藤大海はここまで19試合に先発して6勝7敗、防御率3.59、QSは10度記録と、ルーキーイヤーから2年連続2桁勝利をあげている右腕にしては物足りない数字が並ぶ。

前回登板した19日のオリックス戦(京セラD大阪)では、8回120球4安打2失点と力投。黒星こそ喫したが、首位相手に闘志あふれる投球を見せた。そこから中6日で今日の登板を迎える。

西武戦には今季3試合先発して、5月2日の今季初勝利から3連勝中。3試合ともHQS(7回以上自責点2以下)を記録し、防御率1.71、奪三振率9.00と抜群の相性の良さを見せている。

8月に入ってチームは11勝9敗1分けと好調。自力でのクライマックスシリーズ進出は消滅したが、1つでも順位を上げるためにも右腕にかかる期待は大きい。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【パ・リーグ】
楽天・田中将大-ソフトバンク・板東湧梧(楽天モバイル)
オリックス・山下舜平大-ロッテ・西野勇士(京セラドーム大阪)

【セ・リーグ】
巨人・横川凱-阪神・青柳晃洋(東京ドーム)
中日・髙橋宏斗-DeNA・石田健大(バンテリンドーム)
広島・森下暢仁-ヤクルト・D.ピーターズ(マツダスタジアム)

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