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ハーラートップに並ぶ11勝目へ巨人・戸郷翔征が先発 阪神・村上頌樹と「伝統の一戦」第1R

2023 8/25 11:00SPAIA編集部
巨人・戸郷翔征と阪神・村上頌樹のインフォグラフィック

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前回対戦の雪辱期す戸郷翔征

巨人・戸郷翔征と阪神・村上頌樹のインフォグラフィック


今日から東京ドームで行われる3位・巨人と首位・阪神の3連戦。「伝統の一戦」初戦の先発は戸郷翔征と村上頌樹と発表された。

巨人先発の戸郷は今季18試合に先発してリーグ2位タイの10勝(3敗)、同5位の防御率2.40をマーク。QS(6回以上自責点3以下)も13度記録するなどエースとして投手陣を引っ張っている。

前回登板した18日の広島戦(マツダスタジアム)では、6回96球を投げて5安打3失点(自責は1)と持ち前の粘り強さを発揮し、終盤の逆転劇につながる投球を見せていた。そこから中6日で今日の登板に臨む。

阪神戦には今季5試合に登板して3勝1敗、防御率3.09とまずまずの内容。ただ、近本光司には18打数8安打2本塁打、木浪聖也には14打数8安打と打ち込まれている。前回10日(東京ドーム)の対戦でも同点とされた7回表二死から近本に決勝ツーランを浴び、手痛い敗戦を喫した。今日はその雪辱を期す登板となる。

今季チームは阪神相手に4勝12敗1分けと大きく負け越している。さらなる上位を目指すため、そしてCSを勝ち上がるためには虎は避けて通れない相手だけに、この3連戦で嫌な印象を植え付けておきたいところ。まずはエースで先手を取ることができるか。

8月未勝利の村上頌樹

一方、阪神先発の村上頌樹はここまで17試合に登板(先発は16試合)して7勝5敗、リーグ2位の防御率1.99、QSも14度記録するなど、安定感抜群のピッチングを見せている。

前回登板した18日のDeNA戦(横浜)では、6回81球3安打1失点と好投。4戦連続でQS達成も、相手先発・東克樹の前に打線が沈黙し、8勝目とはならなかった。そこから中6日で今日の登板を迎える。

巨人戦には4月12日(東京ドーム)に1度先発。7回84球を投げてランナーを1人も許さないパーフェクト投球を披露していた。今日もそのピッチングの再現が期待される。

8月は3試合に登板して防御率1.89と好投を続けているが、勝ち星はゼロ。「伝統の一戦」で再び快投を披露し、今月初勝利を手にすることができるか。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
中日・松葉貴大-DeNA・T.バウアー(バンテリンドーム)
広島・森翔平-ヤクルト・石川雅規(マツダスタジアム)

【パ・リーグ】
楽天・岸孝之-ソフトバンク・石川柊太(楽天モバイル)
西武・平良海馬-日本ハム・上沢直之(ベルーナドーム)
オリックス・山﨑福也-ロッテ・種市篤輝(京セラドーム大阪)

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