山﨑伊織は4勝、岡林勇希は打率.382&34安打
プロ野球の7月度「大樹生命月間MVP賞」が発表され、セ・リーグは山﨑伊織(巨人)と岡林勇希(中日)、パ・リーグは今井達也(西武)と浅村栄斗(楽天)が受賞した。
巨人の山﨑はプロ入り3年目にして初受賞。7月は4試合に先発し、リーグトップの4勝を挙げ、防御率1.91をマーク。登板した全試合でQS(6回以上自責点3以下)を記録するなど安定した投球を見せた。投手部門での巨人からの受賞は、2021年7、8月度のT.ビエイラ以来となる。
中日・岡林も4年目にして初受賞。全21試合にフルイニング出場し、リーグトップの打率.382、15得点、34安打、出塁率.417をマークした。月間21試合のうち20試合でヒットを放ち、マルチ安打も11度記録。7月11日のヤクルト戦から14試合連続安打で7月を締めくくった(※)。打者部門での中日からの受賞は、今年5月度の細川成也以来となる。
※8月8日時点で21試合連続まで記録を伸ばしている。
今井達也は3勝&防御率0.62、浅村栄斗は9本塁打
西武・今井もプロ7年目で初受賞。7月は4試合に先発、29イニングを投げて自責点はわずか2、リーグトップの防御率0.62、リーグトップタイの3勝を挙げた。登板した全ての試合でHQS(7回以上自責点2以下)を記録するなど安定感抜群の投球でチームを支えた。投手部門での西武からの受賞は、昨年7月度の水上由伸以来となる。
楽天・浅村は2020年9月度以来5度目の受賞。7月は全22試合に4番としてスタメン出場し、リーグトップの34安打、9本塁打、24打点、長打率.756をマークした。5本塁打を含む月間8本の殊勲打を記録するなど主砲として打線を牽引し、チームの月間勝ち越し(15勝7敗)に大きく貢献した。楽天から打者部門での受賞は、昨年8月度の島内宏明以来となる。
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