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巨人連敗阻止へ東京D防御率1.75のグリフィン先発 阪神ビーズリーと「伝統の一戦」で“新助っ投”対決

2023 8/9 11:00SPAIA編集部
巨人・グリフィンと阪神・ビーズリーのインフォグラフィック
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ⒸSPAIA

6勝目を目指すグリフィン

巨人・グリフィンと阪神・ビーズリーのインフォグラフィック


東京ドームで行われている4位・巨人と首位を快走する阪神の「伝統の一戦」。阪神が先勝して迎える第2戦はフォスター・グリフィンとジェレミー・ビーズリーの新助っ投対決となった。

巨人先発のグリフィンは今季ここまで16試合に先発して5勝5敗ながら、防御率3.28、QS(6回以上自責点3以下)は10度記録するなど、安定感のある投球を見せている。

前回登板した2日のヤクルト戦(東京ドーム)では7回97球を投げて3安打5奪三振2失点(自責は0)の快投で、5月20日以来となる白星を挙げた。そこから中6日で今日の登板に臨む。

阪神戦には今季2試合に登板して0勝1敗、防御率3.86。被打率は.200で、4番の大山悠輔は4打数無安打3三振と完ぺきに抑え込んでいる。また、本拠地では8試合で防御率1.75と抜群の安定感を誇るなど心強いデータが揃う。

チームは昨日の敗戦で首位・阪神から9ゲーム差となった。ゲーム差なしの3位DeNAとも熾烈なCS争いを繰り広げている中、新助っ投は今日もチームに勝利を届けることができるか。

「伝統の一戦」初先発のビーズリー

一方、阪神先発のビーズリーは当初、中継ぎとして起用され、11試合に登板して防御率2.25と奮闘していたが、6月から先発へ転向。ここまで3試合に先発して1勝1敗、防御率2.25の成績を残している。

前回登板した3日の中日戦(バンテリンドーム)では、5.2回83球を投げて4安打8奪三振1失点の粘投で、来日初勝利を手にした。そこから中5日で今日の登板を迎える。

巨人戦には中継ぎとして2試合に登板、計1.2イニングを投げて坂本勇人から三振を奪うなど3奪三振、無失点に抑えている。先発でも巨人打線をきっちり抑えることができるか注目だ。

1日には第1子となる長男ウェスリーくんが誕生した新助っ人右腕。前回登板の来日初勝利に続き「伝統の一戦」初先発初勝利を目指す。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
ヤクルト・E.ロドリゲス-広島・森翔平(神宮)
DeNA・T.バウアー-中日・鈴木博志(横浜)

【パ・リーグ】
日本ハム・J.マーベル-西武・隅田知一郎(エスコンF)
ロッテ・美馬学-オリックス・宮城大弥(ZOZOマリン)
ソフトバンク・石川柊太-楽天・荘司康誠(PayPayドーム)

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