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首位快走のオリックスは対楽天10連勝中の田嶋大樹が先発 日米通算195勝の田中将大と対決

2023 8/3 11:00SPAIA編集部
オリックス田嶋大樹と楽天・田中将大のインフォグラフィック
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ⒸSPAIA

約2か月ぶり一軍登板の田嶋大樹

オリックス田嶋大樹と楽天・田中将大のインフォグラフィック


京セラドーム大阪で行われている首位・オリックスと4位・楽天の3連戦。オリックスの2連勝で迎える第3戦の先発は、田嶋大樹と田中将大と発表された。

オリックス先発の田嶋は、今季9試合に先発して4勝3敗、防御率3.72、QS(6回以上自責点3以下)は6度記録と、まずまずの投球を見せていた。だが、6月6日に左前腕の張りで出場選手登録を抹消。復帰後は二軍での調整を経て、約2か月ぶりに一軍のマウンドに上がる。

直近では7月27日ウェスタン・リーグの中日戦に先発し、5回71球を投げて5安打3奪三振2失点に抑え、順調な回復ぶりを見せた。そこから中6日で今日の登板に臨む。

楽天戦は自身10連勝中で、今季も4試合に先発して3勝0敗、防御率1.88とキラーぶりを発揮。被打率も.190に楽天打線を封じており、浅村栄斗も13打数2安打に抑えている。7月に打率.395、9本塁打を記録した絶好調の主砲を抑えることが好投のカギを握るだけに、今日もきっちり抑えておきたいところだ。

今日8月3日に27歳となった6年目左腕。復帰登板を白星で飾り、誕生日を自ら祝うことができるか。

2戦連続4回KOの田中将大

一方、楽天先発の田中はここまで15試合に先発して5勝6敗、防御率4.92、QSは7度と、不本意な数字が並ぶ。前回登板した7月27日の日本ハム戦(楽天モバイル)では、4.2回78球を投げて8安打を浴び、7失点で黒星を喫した。そこから中6日で今日の登板を迎える。

オリックス戦には今季2試合に先発して0勝2敗、防御率15.75。いずれの試合も4回までに大量失点し、KOされている。被打率は.500、特に、頓宮裕真には5打数5安打2本塁打と打ち込まれているだけに、今日も細心の注意を払う必要がありそうだ。

田中にとっては目を覆いたくなるデータが並ぶ中、今日はどのような投球を見せるか。8月最初の登板でこれまでの相性を吹き飛ばすような快投を見せたい。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【パ・リーグ】
ロッテ・西野勇士-日本ハム・北山亘基(ZOZOマリン)

【セ・リーグ】
巨人・戸郷翔征-ヤクルト・D.ピーターズ(東京ドーム)
中日・仲地礼亜-阪神・J.ビーズリー(バンテリンドーム)
広島・床田寛樹-DeNA・T.バウアー(マツダスタジアム)

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