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初球宴から中8日の阪神・村上頌樹と17イニング連続無失点中の広島・野村祐輔でセ首位攻防第1R

2023 7/28 11:00SPAIA編集部
阪神・村上頌樹と広島・野村祐輔のインフォグラフィック
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ⒸSPAIA

後半戦初登板の村上頌樹

阪神・村上頌樹と広島・野村祐輔のインフォグラフィック


今日から甲子園で行われる2位・阪神と首位・広島のセ・リーグ首位攻防戦。初戦の先発は村上頌樹と野村祐輔と発表された。

阪神先発の村上は、今季ここまで13試合に登板(先発は12試合)してチーム2位の6勝(5敗)を挙げ、防御率1.97、QS(6回以上自責点3以下)を10度記録するなど安定感抜群の投球を見せている。

オールスターにもファン投票で初選出。第1戦(バンテリンドーム)で全セの先発を務め、2回40球を投げて6安打4失点のデビューとなった。そこから中8日空いて今日のマウンドに上がる。

広島とは今季7月6日(マツダスタジアム)に1度対戦。7回111球を投げて5安打6奪三振、無四球、3失点と力投も、打線が相手先発・野村の前に沈黙し、黒星を喫した。今日は本拠地でそのリベンジを期す登板となる。

今季大ブレイクを果たした3年目右腕が後半戦初登板。夏の長期ロード前、最後の甲子園3連戦の初戦で、前半戦同様チームを勢いづける投球ができるか。

前回対戦6回無失点で勝利した野村祐輔

一方、広島先発の野村はここまで3試合に先発して1勝0敗、防御率0.00。今季一軍初登板となった6月29日のDeNA戦(マツダスタジアム)から17イニング連続無失点を継続中だ。

前回登板した16日の広島戦(東京ドーム)では、5回81球を投げて5安打2奪三振、無失点と好投。勝敗はつかなかったが、先発としての役割は果たしていた。そこから中11日空いて今日の登板を迎える。

阪神とは今季2度目の対戦。前回7月6日の対戦では、6回81球を投げて3安打、無失点と快投。今季初勝利を手にするとともに、虎戦今季5カード目にして初の勝ち越しをチームにもたらした。

今日の相手先発はその時と同じ村上。舞台は敵地に変わるが、再びの快投でチームに勝利を呼び込むことができるか。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
巨人・井上温大-中日・涌井秀章(東京ドーム)
ヤクルト・サイスニード-DeNA・東克樹(神宮)

【パ・リーグ】
日本ハム・上沢直之-オリックス・山下舜平大(エスコンF)
楽天・岸孝之-西武・平良海馬(楽天モバイル)
ソフトバンク・東浜巨-ロッテ・種市篤輝(PayPayドーム)

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