前回対戦で7回無失点と好投した大竹耕太郎

甲子園で行われている首位・阪神と4位・巨人の「伝統の一戦」。今日の第2戦の先発は大竹耕太郎とフォスター・グリフィンと発表された。
阪神先発の大竹は、今季ここまで13試合に先発してリーグトップと1勝差の7勝(1敗)を挙げ、防御率1.48、QS(6回以上自責点3以下)も10度記録するなど抜群の投球を見せている。
オールスターにも監督推薦で初めて選出。第2戦(マツダスタジアム)で全セの6番手として7回に登板し、1回14球を投げて2安打1失点だった。そこから中5日で今日のマウンドに上がる。
巨人とは今季5月27日(甲子園)に1度対戦。7回90球を投げて6安打7奪三振、無四球、無失点の快投で、開幕から無傷の6連勝を飾った。今日の登板でもその再現が期待される。
チームは昨日の第1戦で接戦をモノにし、先勝した。今季大ブレイクを果たしている左腕の力で、一気にカード勝ち越しを決めたい。
5月20日以来の白星目指すグリフィン
一方、巨人先発のグリフィンはここまで14試合に先発して4勝5敗、防御率3.43、QSは9度マークするなど、まずまずの投球を見せている。前回登板した12日の広島戦(東京ドーム)では、6回107球を投げて4安打8奪三振2失点と好投も、打線の援護なく敗戦投手となった。そこから中13日で今日の登板を迎える。
阪神とは今季2度目の対戦。前回5月27日の対戦では、6.2回115球を投げて3安打3失点(自責は2)と粘りの投球。今日と同じく大竹と投げ合い、惜しくも黒星を喫した。そのリベンジを期して敵地のマウンドに上がる。
前半戦は14試合に登板して4勝をマークしているが、5月20日の中日戦(東京ドーム)以来2カ月、白星から遠ざかっている。仕切り直しの後半戦初戦で久々の勝利を挙げ、勢いに乗ることができるか。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
中日・仲地礼亜-DeNA・R.ガゼルマン(バンテリンドーム)
広島・森翔平-ヤクルト・高橋奎二(マツダスタジアム)
【パ・リーグ】
楽天・荘司康誠-日本ハム・上原健太(楽天モバイル)
西武・與座海人-ロッテ・美馬学(ベルーナドーム)
オリックス・宮城大弥-ソフトバンク・C.スチュワートJr.(京セラD大阪)
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