「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

ソフトバンクは有原航平に連敗ストップ託す、オリックス山本由伸は9勝目狙う

2023 7/15 11:00SPAIA編集部
ソフトバンク有原航平とオリックス山本由伸のインフォグラフィック
このエントリーをはてなブックマークに追加

ⒸSPAIA

前回直接対決に投げ勝った有原航平

ソフトバンク有原航平とオリックス山本由伸のインフォグラフィック


オールスター前の前半戦最後の3連戦、パ・リーグ注目のカードはソフトバンク―オリックス(PayPayドーム)だ。

ソフトバンクは有原航平が先発する。メジャーから日本球界に復帰した今季は開幕から出遅れたものの6月6日のDeNA戦で一軍初登板。以降5試合で3勝(1敗)を挙げ、防御率2.27の成績を残している。

オリックスとは6月23日に対戦。今回と同じく山本由伸と投げ合い、8回3安打1失点で勝ち投手になった。

日米で積んだ豊富な経験とカットボール、ツーシーム、チェンジアップ、フォーク、スライダー、カーブと豊富な変化球を駆使した投球が持ち味。2019年に最多勝に輝いた実績は色褪せていない。

6月23日の対戦で一発を浴びた森友哉は離脱中。丁寧に低めにボールを集めればそう簡単に連打はされないはずだ。6連敗中のチームを救う快投が期待される。

メジャーから熱視線浴びる山本由伸

オリックスの山本由伸はここまで12試合に登板して8勝3敗、防御率1.79の好成績。ハーラー単独トップの9勝目を挙げて後半戦に臨みたい。

ソフトバンク戦は3試合で2勝1敗、防御率3.50。先述の通り、6月23日には有原航平に投げ負け、6回8安打4失点で敗戦投手になった。

やはり、近藤健介、柳田悠岐、栗原陵矢の中軸には細心の注意を払いたい。特に柳田は8試合連続安打と好調だけに、その前に走者を溜めないことが重要だろう。

3連覇を狙うにあたってソフトバンクは避けては通れない相手。メジャー帰りの有原とメジャーから熱視線を浴びる山本の投げ合いに注目だ。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
ヤクルト・D.ピーターズ-巨人・井上温大(神宮)
DeNA・今永昇太-広島・大瀬良大地(横浜)
阪神・才木浩人-中日・髙橋宏斗(甲子園)

【パ・リーグ】
西武・與座海人-日本ハム・上沢直之(ベルーナドーム)
ロッテ・小島和哉-楽天・辛島航(ZOZOマリン)

【関連記事】
オリックス頓宮裕真「山本由伸の幼なじみ」から一躍スターダムへ、打撃好調の秘密
打たせて取る投手No1は誰だ?奪三振は少なくても結果を残す「匠の技」
2023年にFA権取得見込みのプロ野球選手、宣言なら争奪戦必至の目玉は?