来日2度目の中4日で臨むバウアー

横浜スタジアムで行われているDeNA-ヤクルトの3連戦。第3戦の先発はトレバー・バウアーと丸山翔大と発表された。
DeNAのバウアーは、ここまで9試合に先発して5勝2敗、防御率3.77、QS(6回以上自責点3以下)は7度記録するなど、まずまずの投球を見せている。前回登板した1日の中日戦(横浜)では、六回の挟殺プレーで3人の走者がオールセーフになったことで、激怒しているシーンが大きな注目を集めた。
それでも投球内容は6回105球を投げて10安打浴びるも2失点と、先発の役割はきっちり果たしていた。そこから6月14日の日本ハム戦(横浜)以来、来日2度目の中4日で今日の登板に臨む。
ヤクルトとは来日後初対戦となる。来日当初の5月は防御率6.86と打ち込まれるシーンも目立ったが、6月は防御率2.08と徐々に日本の環境に適応してきた。現在4連勝中と本領を発揮しつつある右腕の投球に注目だ。
4月に支配下登録勝ち取った丸山翔大
一方、ヤクルトの丸山はプロ初先発。小倉工高から西日本工大を経て2020年育成ドラフト4位で入団した右腕は、昨季二軍で20試合に登板し、チームトップタイの5勝をマーク。今年の4月に支配下登録を勝ち取った。
今季はここまで中継ぎとして15試合に登板、18.2イニングを投げ、防御率3.86、奪三振率9.16をマークしている。前回登板した6月30日の広島戦(神宮)では、1回22球を投げて1安打、2奪三振、無失点だった。そこから中5日で自身初の先発マウンドに上がる。
DeNA戦には1試合登板。2イニングを投げて、佐野恵太ら打者6人をパーフェクトに抑えている。今日は「ブルペンデー」として中継ぎ投手でつないでいくことも想定される。初の先発マウンドでも自身の持ち味を存分に発揮し、首脳陣にアピールしたい。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
広島・野村祐輔-阪神・村上頌樹(マツダスタジアム)
【パ・リーグ】
楽天・岸孝之-オリックス・山下舜平大(楽天モバイル)
ロッテ・小島和哉-西武・與座海人(東京ドーム)
ソフトバンク・大関友久-日本ハム・加藤貴之(PayPayドーム)
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