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ロッテ佐々木朗希が無双状態のZOZOマリンに登場、西武・平良海馬と剛腕対決

2023 7/5 11:00SPAIA編集部
ロッテ佐々木朗希と西武・平良海馬のインフォグラフィック
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ⒸSPAIA

防御率「隠れ1位」の佐々木朗希

ロッテ佐々木朗希と西武・平良海馬のインフォグラフィック


ロッテ佐々木朗希が5日の西武戦(ZOZOマリン)に先発する。今季は10試合に登板して5勝2敗、防御率1.69。現在は規定投球回に達していないものの防御率「隠れ1位」のため、西武戦の結果次第で1位に躍り出る可能性もある。

佐々木にとって心強いデータは本拠地ZOZOマリンでの無双ぶりだ。5試合に登板して4勝0敗、防御率0.56。唯一勝ち星がつかなかった5月5日のソフトバンク戦も5回を投げて12三振を奪い、許したのは四球と振り逃げの走者のみだった。ホームでの奪三振率は14.63をマークしている。

西武戦は今季初登板だが、昨季は2戦2勝、防御率0.60と封じ込んでおり、不安はないだろう。

ソフトバンクとオリックスの2強にくらいつきたいロッテ。昨季は7月1日の楽天戦でマメを潰し、翌2日から約1カ月間登録抹消された。細身の剛腕にとって暑い夏場をどう乗り切るかは課題のひとつ。今回は4年目の成長を見せたい。

先発転向して5勝を挙げている平良海馬

一方の西武は平良海馬が先発する。先発転向した今季は11試合登板で5勝3敗、防御率2.15。ロッテ戦は2試合で1勝1敗、防御率3.00と相性は悪くない。

ストレートは平均151.3キロ。スライダー、フォーク、カットボール、カーブ、ツーシームなど変化球も織り交ぜながら力強い投球が持ち味のパワーピッチャーだ。佐々木朗希とはタイプの違う剛腕で、投げ勝てば一躍、名を上げることになるだけに気合十分だろう。

チームは下位に低迷しているが、先発投手陣の顔ぶれを見るともっと勝てていいはず。平良にはチームに活を入れる力投が期待される。 その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
DeNA・石田健大-ヤクルト・小澤怜史(横浜)
中日・髙橋宏斗-巨人・F.グリフィン(バンテリンドーム)
広島・森下暢仁-阪神・大竹耕太郎(マツダスタジアム)

【パ・リーグ】
楽天・荘司康誠-オリックス・宮城大弥(楽天モバイル)
ソフトバンク・板東湧梧-日本ハム・鈴木健矢(PayPayドーム)

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