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2023年プロ野球ドラ1ルーキーの現状、「不作ドラフト」の一番出世は?

2023 6/28 11:00SPAIA編集部
阪神の森下翔太・巨人の浅野翔吾・西武の蛭間拓哉,ⒸSPAIA
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日本ハム矢澤宏太は投打で一軍出場、西武・蛭間拓哉はプロ初アーチ

プロ野球交流戦が終わり、今シーズンも半分が過ぎようとしている。例年に比べるとルーキーの活躍が少ないように思えるが、実際はどうなのだろうか。「不作」と言われた2022年ドラフト組の中から各球団の1位選手の現状を紹介しよう。

日体大時代に「二刀流」として騒がれ、目玉の一人だった矢澤宏太は日本ハムに1位入団し、野手として開幕一軍入りした。ここまで33試合に出場して打率.184、1本塁打、4打点。投手としては5月21日のオリックス戦で敗戦処理として9回にプロ初登板し、6月2日の巨人戦でも5番手として登板した。計2試合で2回1安打3三振無失点の成績を残しているが、左手小指MP関節橈側部側副靱帯損傷及び右膝内側側副靱帯軽度損傷のため6月5日に登録抹消された。

ロッテは専修大の右腕・菊地吏玖を1位で獲得したが、ここまで一軍登板はなし。4月に左内腹斜筋損傷で実戦を離れたこともあり、二軍でも4試合に登板したのみだが、2勝1敗、防御率4.00の成績を残している。

楽天に入団した立教大出身の右腕・荘司康誠は一軍で7試合に登板しているが、0勝3敗、防御率3.66。5月28日の日本ハム戦では、勝ち星こそつかなかったが9回2失点と好投した実績もあり、初勝利は近いかも知れない。

西武の蛭間拓哉は早稲田大のスラッガーとして活躍し、プロ入り後はイースタン・リーグで打率.297をマーク。6月23日に一軍昇格すると、同25日の楽天戦で大学の先輩・早川隆久からプロ初アーチを放った。今後ますます出番が増えそうだ。

ソフトバンクは誉高のイヒネ・イツアを1位指名。高い身体能力で期待されているが、いまだ二軍戦出場もなく、実戦デビューが待たれる。

白鴎大出身の左腕・オリックス曽谷龍平は一軍で5試合に登板したものの勝ち星なし。ただ、二軍では8試合で4勝1敗、防御率2.92と結果を残しており、プロ初勝利が期待される。

二軍で経験積む巨人・浅野翔吾、ヤクルト吉村貢司郎は2勝

中日・仲地礼亜(沖縄大)は沖縄の大学から初のプロ野球選手となった。5月13日のヤクルト戦で一軍初登板を果たしたが、左脇腹を発症して離脱。6月21日に二軍の練習試合で実戦復帰しており、一軍再昇格を目指している。

苫小牧中央高から広島入りした長身右腕・斉藤優汰は、二軍で2試合に登板して0勝1敗、防御率18.00。じっくりと体作りをしながら経験を積んでいる。

巨人と阪神で抽選となった高松商のスラッガー浅野翔吾も目玉の一人だった。巨人入団後は二軍で46試合に出場し、打率.233、3本塁打。まだまだ経験が必要だが、フレッシュオールスターにも選ばれており、今後が楽しみな存在だ。

浅野を外した阪神は同じく右のスラッガー、中央大の森下翔太を獲得。開幕一軍入りしたものの、その後は登録と抹消を繰り返しており、ここまで25試合出場で打率.173にとどまっている。待望のプロ初アーチはいつ飛び出すか。

DeNAは大阪桐蔭高で甲子園通算5本塁打を放った強打の捕手・松尾汐恩を獲得。6月23日に一軍初昇格したものの、出場機会のないまま2日後の25日に抹消された。二軍では50試合出場で打率.263、4本塁打の成績を残している。

東芝からヤクルトに入団した右腕・吉村貢司郎は開幕ローテーション入りして2勝をマーク。しかし、5月25日に登録抹消されてからは登板しておらず、実戦復帰が待たれる。

※成績は6月26日現在

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