昨季プロ初勝利マークした小沼健太
ロッテの小沼健太投手(25)と巨人の石川慎吾外野手(30)のトレードが3日、両球団から発表された。両球団間でのトレードは、2020年の澤村拓一投手と香月一也内野手以来となる。
小沼は東総工高からBCリーグ武蔵、茨城を経て2020年育成ドラフト2位で入団し、昨季の開幕前に支配下を勝ち取った。189センチの長身から投げ下ろす力強い直球とフォークを武器に、昨季は中継ぎとして21試合に登板。5月26日にはプロ初勝利もマークした。
小沼は球団を通じて「地元千葉のチームに入団をしてマリーンズのユニホームに袖を通してファンの皆様の応援を受けながらZOZOマリンスタジアムで投げることが出来て本当に幸せでした。自分が思い描いていたような結果を残すことが出来ず悔しいですが、新しいチームではストライクゾーンでどんどん勝負する自分の特徴を生かしたピッチングを行って一軍定着できるように頑張りたいと思います。千葉ロッテマリーンズファンの皆様、熱い応援、本当にありがとうございました」とコメントしている。
今季は開幕を二軍で迎えたもののイースタン・リーグで15試合に登板し、0勝2敗1セーブ、防御率4.24をマーク。一軍では、9試合に登板して防御率9.00の成績を残していた。