宮城大弥は三度目の正直なるか

今日から京セラドーム大阪で行われる2位・オリックスと首位・ロッテの首位攻防2連戦。初戦の先発は宮城大弥と佐々木朗希で、ともに2019年ドラフト1位で入団した同学年対決となった。
オリックス先発の宮城は、今季ここまで10試合に先発して6勝2敗、防御率2.51、QS(6回以上自責点3以下)も7度するなど安定感抜群の投球を披露している。前回登板した18日の阪神戦(甲子園)では、6回93球を投げて7安打、無失点と快投。そこから中8日で今日の登板に臨む。
ロッテ戦には今季2試合に先発して1勝0敗、防御率1.23、被打率も.160と得意としている。ただ、藤原恭大には6打数3安打の打率.500と打ち込まれているだけに、今日の対戦でも要注意だろう。
佐々木朗との投げ合いは今回が3度目。過去2度の対戦では、5回5失点(2021年10月14日、京セラD大阪)、5.2回6失点(2022年4月10日、ZOZOマリン)といずれも大量失点して、黒星を喫している。三度目の正直で初勝利なるか。
前回対決で完全試合達成した朗希
一方、ロッテ先発の佐々木朗は、今季ここまで9試合に先発して5勝2敗、防御率1.89、QSも7度記録するなど安定した投球を見せている。ただ、前回登板した18日のDeNA戦(横浜スタジアム)では、6回96球を投げて6安打4失点で黒星を喫した。そこから中8日で今日のマウンドに上がる。
オリックス戦には今季2試合に登板して、1勝0敗、防御率1.93に抑えている。今日の登板に向けて「とにかく良いピッチングができるように、チームの勝利に貢献する投球ができるようにしっかりと頑張りたいと思います」と意気込む。
宮城との投げ合いでは、これまで計15イニングを零封。前回対戦した昨年4月10日には完全試合も達成した。今日も今季初失点を喫した因縁の地・京セラD大阪で、快投を見せるのか注目だ。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【パ・リーグ】
西武・平良海馬-日本ハム・伊藤大海(那覇)
【セ・リーグ】
巨人・戸郷翔征-ヤクルト・D.ピーターズ(秋田)
阪神・西勇輝-中日・柳裕也(甲子園)
広島・床田寛樹-DeNA・大貫晋一(マツダスタジアム)
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