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地元の先輩に投げ勝ちたい阪神・桐敷拓馬、安定感で6勝目狙うロッテ小島和哉

2023 6/5 11:00SPAIA編集部
阪神・桐敷拓馬とロッテ小島和哉のインフォグラフィック
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ⒸSPAIA

前回の巨人戦でプロ初勝利の桐敷

阪神・桐敷拓馬とロッテ小島和哉のインフォグラフィック


6月2日の試合が雨天中止となって5日に試合が組み込まれたたため9連戦となった両チーム。特に阪神は6日から仙台、北海道の遠征となるため、地元・甲子園で行われる5日のロッテ戦は勝っておきたい。

前日4日は才木浩人が12三振を奪って完封勝利。佐々木朗希に今季初黒星をつける価値ある1勝だった。

3戦目の先発は桐敷拓馬。新潟医療福祉大からドラフト3位で入団して2年目の左腕だ。

今季は開幕一軍入りできず、二軍で8試合に登板して3勝。5月26日の巨人戦で一軍初登板し、7回5安打10奪三振1失点でプロ初勝利を挙げている。

相手先発の小島和哉は埼玉県の行田リトルシニアの先輩。対戦予定だった2日が雨天中止となり、仕切り直しの一戦だ。

チームは首位を快走中だけに流れを止めるわけにはいかない。前日は休むことができたリリーフ陣を信じて、前半から飛ばしていきたい。

今季5勝、防御率1.88の小島

ロッテの小島和哉は今季8試合に登板して5勝1敗、防御率1.88と好調だ。

開幕投手を務めた3月31日のソフトバンク戦こそ敗れたものの、その後は5連勝。5月は4試合で3勝0敗、防御率1.61、全てQSをマークするなど安定感抜群だった。

多彩な変化球を操る中でもチェンジアップは被打率.073と優秀。ただ、右打者には投球割合28.8%と多投している半面、左打者には2.3%と極端に少ない。塁に出すとうるさい近本光司、中野拓夢の1、2番コンビをどう打ち取るかがカギだろう。

今のペースなら3年ぶりの2桁勝利はもちろん、タイトルの可能性も十分。チームの3タテを阻止をする快投が期待される。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【交流戦】
DeNA・平良拳太郎-西武・松本航(横浜)

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