ソフトバンク戦の防御率0.00、奪三振率15.00の佐々木朗希

ロッテの佐々木朗希が帰ってくる。28日のソフトバンク戦(PayPayドーム)に先発。実に5月5日のソフトバンク戦以来、中22日でのマウンドだ。
前回は5回無安打12奪三振無失点で、許した走者は四球と振り逃げの2人のみと完璧な投球を見せながら右手中指にまめができたため降板。そこから中22日空けて万全の状態で復帰登板を迎える。
今季は5試合に登板して3勝0敗、防御率0.84。4月28日のオリックス戦(7回3失点)以外、失点していない。ソフトバンク戦は2試合で防御率0.00、奪三振率15.00と完璧だ。
首位を走るロッテに大黒柱が帰ってくれば、これ以上頼もしいことはない。不安材料は試合勘だけだろう。立ち上がりさえ無事に乗り越えられれば快投を期待できそうだ。
ソフトバンクは藤井皓哉が先発
一方のソフトバンクは藤井皓哉が先発。今季は6試合登板で4勝2敗、防御率2.20と好成績を収めている。
ロッテ戦は2試合で1勝1敗、防御率1.54。4月1日の今季初登板では7回2安打無失点と封じ込んだ。
生命線は平均149.7キロのストレート。キレのいいストレートがあるからこそスライダーやフォークも活きる。特にスライダーは被打率.059とほとんど打たれていない。
ただ、相手先発は佐々木朗希。味方の援護はあまり期待だけないため、先制点は与えたくない。まずは5回を投げ切ることが肝要だろう。
週明けからは交流戦に突入する。良い形で前半戦を締めくくるためにも藤井の右腕にかかる期待は大きい。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
中日・髙橋宏斗-DeNA・大貫晋一(バンテリンドーム)
阪神・才木浩人-巨人・松井颯(甲子園)
広島・D.アンダーソン-ヤクルト・小川泰弘(マツダスタジアム)
【パ・リーグ】
楽天・荘司康誠-日本ハム・北山亘基(楽天モバイル)
西武・平良海馬-オリックス・宮城大弥(ベルーナドーム)
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