「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

サイ・ヤング賞のDeNAバウアーが2度目の先発、巨人は戸郷翔征で必勝態勢

2023 5/9 11:00SPAIA編集部
DeNAバウアーと巨人・戸郷翔征のインフォグラフィック

ⒸSPAIA

初登板初勝利から中5日のバウアー

DeNAバウアーと巨人・戸郷翔征のインフォグラフィック


DeNAのトレバー・バウアーが9日の巨人戦(新潟)に先発する。

レッズ時代の2020年にサイ・ヤング賞に輝くなどMLB通算83勝を挙げたバリバリのメジャーリーガーは、来日初の一軍登板となった3日の広島戦で7回1失点と貫禄の投球で初勝利。そこから中5日でのマウンドだ。

平均136.9キロのカットボールは、前回1本もヒットを打たれていない。さらにチェンジアップやカーブ、スライダーなども駆使して三振の山を築く。

メジャー通算1297.2回で1416三振を奪っており、奪三振率は9.820。前回の広島戦でも7回で9三振を奪っている。WBCでも活躍した岡本和真や坂本勇人、丸佳浩らとの対決は楽しみだ。

2位・阪神に2.5差をつけて首位を走るDeNA。バウアーが連勝して弾みをつければ、そのまま突っ走るきっかけになるかも知れない。

最下位転落危機の巨人は戸郷に託す

一方、巨人の先発は戸郷翔征。今季は5試合に登板して3勝1敗、防御率2.78と好調だ。

前回2日のヤクルト戦では5.2回4失点。勝ち負けはつかなかったものの、巨人の新エースを襲名しようかという右腕はしっかり試合を作る必要がある。

DeNA戦は4月4日(横浜)に登板して6回無失点で勝ち投手となった。とはいえ、リーグトップのチーム打率.264を誇るDeNA打線は息を抜けない。相手先発がバウアーということを考えても先制点は厳禁だろう。

最下位・中日にゲーム差なしまで迫られ、危機的な状況。戸郷が救世主となるか注目だ。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
中日・福谷浩司-広島・床田寛樹(岐阜)
阪神・村上頌樹-ヤクルト・吉村貢司郎(甲子園)

【パ・リーグ】
楽天・早川隆久-オリックス・宮城大弥(楽天モバイル)
西武・今井達也-ロッテ・種市篤暉(ベルーナドーム)
ソフトバンク・大関友久-日本ハム・伊藤大海(熊本)

【関連記事】
セ・リーグ球団別週間MVP DeNA桑原将志は12球団トップ!村上宗隆もようやく復調気配
パ・リーグ球団別週間MVP オリックス頓宮裕真がバットで貢献、柳田悠岐も貢献度大
阪神・村上頌樹とオリックス山下舜平大、無失点続ける両右腕の共通点

 コメント(0件)