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日本ハム伊藤大海が2度目のエスコン登板 オリックス宮城大弥との“侍”対決で今季初勝利目指す

2023 4/25 11:00SPAIA編集部
日本ハム・伊藤大海とオリックス・宮城大弥のインフォグラフィック
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ⒸSPAIA

今季未勝利の伊藤大海

日本ハム・伊藤大海とオリックス・宮城大弥のインフォグラフィック


日本ハムの3年目右腕・伊藤大海が25日、2度目の本拠地エスコンフィールド北海道のマウンドに上がり、今季初勝利を目指す。

昨季チームトップの10勝をマークした右腕が、今季ここまで苦しんでいる。3試合に先発して0勝2敗、防御率4.08。初めてエスコンのマウンドに上がった前回登板19日のロッテ戦では、6回101球を投げて5安打4失点で今季2敗目を喫した。そこから中5日で今日も本拠地のマウンドに上がる。

オリックス戦は昨季3試合に先発して2勝1敗、防御率0.82と好相性。奪三振率こそ4.90だったが、被打率.は208、計22イニングで本塁打を1本も許さなかった。宗佑磨に9打数3安打と打たれていた以外は、杉本裕太郎を5打数1安打、中川圭太を4打数無安打と主軸をきっちり抑えていた。

3月のWBCでは中継ぎとして3試合無失点の好投で世界一に貢献したが、シーズンでは低調が続いている。昨季得意にしていたオリックス戦で自身の投球を取り戻し、待望の今季初勝利を手にしたい。

開幕2連勝と好調の宮城大弥

一方、オリックスの先発は宮城大弥。3月のWBCではわずか1試合の登板にとどまり、調整の遅れが心配されたが、開幕1週間後の4月7日に今季初登板。ここまで2試合に先発して2勝0敗、防御率0.66と好投している。

前回登板した16日のロッテ戦(ZOZOマリン)では、7.2回109球を投げて3安打無失点の快投で、開幕2連勝を飾った。そこから中6日で今季3度目の登板を迎える。

日本ハムとは7日(京セラドーム大阪)に対戦し、6回93球を投げて1安打無失点の快投。また、昨季も2試合対戦して防御率3.00と相性は悪くない。ただ、今川優馬に6打数4安打、万波中正に5打数2安打と右打者に打たれるケースが多かっただけに、今日は細心の投球を心がけたい。

チームはここまで11勝8敗の貯金3で、西武と並び2位につけている。4年目左腕は今日も緩急自在の投球で日本ハム打線を手玉に取り、チームを勝利へと導けるか。チームトップの3勝目を目指す。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【パ・リーグ】
ロッテ・美馬学-西武・松本航(ZOZOマリン)
ソフトバンク・石川柊太-楽天・則本昂大(北九州)

【セ・リーグ】
DeNA・R.ガゼルマン-ヤクルト・サイスニード(横浜)
阪神・西勇輝-巨人・戸郷翔征(甲子園)
広島・大瀬良大地-中日・涌井秀章(マツダスタジアム)

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