甲子園で夢のキャッチボールも
プロ野球の日本ハム、オリックス、阪神でプレーし、昨年現役を引退した糸井嘉男が、MBSのテレビ番組「ごぶごぶ」(関西ローカル)の収録に参加した。
ダウンタウンの浜田雅功とゲスト、スタッフが、五分五分の立場でロケを行うというコンセプトの同番組。通算1755安打、171本塁打、300盗塁をマークし、今年から阪神タイガースのSA(スペシャルアンバサダー)を務める「超人」が、甲子園の魅力を伝える「糸井スペシャルおもてなしツアー」の後編だ。
糸井の案内で室内練習場に入った浜田は「すごいやん…広っ!」と普段は見ることのできないエリアに感激の様子。糸井が「現役時代、汗を流した思い出の場所で、浜田さんと一緒にトレーニングをして、その後にプロテインで乾杯したいんです」と提案すると浜田は「え~…もう…」とあからさまに嫌な顔をするが、「トレーニング嫌いって知ってるんで、ちょっとしたものです」という糸井の言葉に「まぁちょっとくらいなら良いですけど」と渋々OKした。
しかし、いざ始まると超人の鬼トレーニングに「キツイっ!まだやんの~?」と悶絶。 疲れ果てた浜田を横目に「トレーニングした後のプロテインは神の粉なんで!」と目を輝かせてプロテインを飲む糸井は「何よりも幸せなひとときですよ、トレーニング後の一杯は!」とご満悦だった。
ⒸMBS
続いて訪れたのは、甲子園球場のスタンド。「お客さんみたいに正面から入ることはないので」と初めての体験に感慨深げな糸井。浜田も「うわ~!すごいな~」と目の前に広がる圧巻のパノラマに息をのむ。
糸井が「ちょっと座りましょうか。甲子園と言ったら、名物・甲子園カレーをスタンドで食べましょう!」と提案し、観客気分でカレーを食べることに。
さらに糸井は「フィールドに出て浜田さんとキャッチボールがしたい!」と言い出し、「そんなん出ていいの?」と驚く浜田に「誰やと思ってるんですか?SAですよ」とグラウンドに出る。
阪神のユニフォームを身にまとい、糸井からプレゼントされた特製グローブをつけて聖地・甲子園球場で、浜田と糸井がキャッチボール。緑の芝生に澄んだ空が鮮やかなコントラストを描く中、グローブに収まるボールの音が広い球場に響き渡った。4月8日午後2時放送。
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