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3年連続同一カード&球場の開幕戦は西武・髙橋光成とオリックス・山下舜平大のドラ1右腕対決

2023 3/31 11:00SPAIA編集部
西武・髙橋光成とオリックス・山下舜平大のインフォグラフィック

ⒸSPAIA

3年連続オリックスと開幕で戦う髙橋光成

西武・髙橋光成とオリックス・山下舜平大のインフォグラフィック


一日早く開幕した日本ハムと楽天に続き、残りのパ・リーグ4球団も本日31日に開幕を迎える。松井稼頭央新監督が就任した西武は、本拠地ベルーナドームで昨年の日本一チーム・オリックスと激突。3年連続で同一球場、同一カードでの開幕となる。

開幕投手はこちらも3年連続となる高橋光成。昨季はキャリアハイとなる12勝、防御率2.20をマークした右腕は、新指揮官から自身の背番号「13」にちなんで、2月13日13時13分ほぼ13秒に大役を託された。

オープン戦では3試合に登板、計10イニングを投げて防御率3.60。最終登板となった26日のDeNA戦では、1回35球を投げて3安打3失点と不安の残る内容だった。ただ、捉えられた当たりは1本のみでアウトも全て三振で奪っており、状態は問題ない。中4日で開幕戦のマウンドに上がる。

オリックスとは昨季5試合対戦して2勝1敗、防御率1.77と好相性。福田周平を12打数2安打、宗佑磨を11打数2安打、杉本裕太郎を12打数1安打に抑えている。

ただ、唯一の黒星が開幕戦だった。2年連続で山本由伸と投げ合い、7回2失点に抑えたものの、相手エースの8回無失点の好投の前に惜しくも敗れた。昨年の雪辱を果たし、松井新監督の初陣を白星で飾ることができるか。

一軍未登板の山下舜平大が開幕投手に

一方、オリックスの開幕投手は山下舜平大。リーグ3連覇、そして2年連続の日本一を目指すオリックスの中嶋聡監督は、その船出を高卒3年目、プロ初先発となる右腕に託した。このまま予定通り開幕戦のマウンドに立てば、球団では1954年の梶本隆夫以来69年ぶりの快挙となる。

福岡大大濠高から2020年ドラフト1位で入団した山下は、最速158キロのストレートを誇る豪腕。その他にカーブ、フォークを持ち球としており、このコンビネーションで三振の山を築く。

オープン戦では4試合に登板、15.1イニングを投げて防御率2.35、奪三振率13.50をマークした。最終登板となった24日の阪神戦(京セラドーム大阪)で先発し、6回3安打2失点、7奪三振の好投を見せ、調整も万全。中6日で初の開幕戦に臨む。

本来なら大本命だったエースの山本由伸や宮城大弥がWBCに出場していた影響で、図らずも大役が回ってきた。プロ初登板の舞台でも、オープン戦のような快投を見せることができるか注目だ。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【パ・リーグ】
ソフトバンク・大関友久-ロッテ・小島和哉(PayPayドーム)

【セ・リーグ】
巨人・T.ビーディ-中日・小笠原慎之介(東京ドーム)
ヤクルト・小川泰弘-広島・大瀬良大地(神宮)
阪神・青柳晃洋-DeNA・石田健大(京セラD大阪)

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