新球場の開幕投手を託された加藤貴之

いよいよ2023年の開幕を迎えるプロ野球。新本拠地「エスコンフィールド北海道」の開場を記念して先行開幕する日本ハム-楽天戦で幕を開ける。その栄えある開幕投手に新庄剛志監督から指名されたのが加藤貴之だ。
8年目を迎える左腕は昨季、22試合に登板して8勝7敗、リーグ3位の防御率2.01をマーク。2リーグ制以降の規定投球回到達者では最少となるシーズン11与四球の記録を打ち立て、9月28日の本拠地最終戦で初の大役を託された。
楽天戦には6試合に登板して4勝1敗、防御率1.38。シーズン初対戦となった4月19日に9回90球3安打無失点で、100球未満の完封「マダックス」を達成。その後も与四球率0.79と抜群のコントロールで楽天打線を手玉に取っていた。
オープン戦では3試合に先発、計15イニングを投げて防御率0.60。15日の西武戦では、新本拠地で登板して5回48球1安打無四球無失点で予行演習を済ませた。さらに、最終登板となった22日のソフトバンク戦でも6回77球4安打1失点と万全の仕上がり。新本拠地での初陣を勝利で飾ることができるか。
楽天は田中将大が11年ぶり2度目の大役
一方の楽天は田中将大が開幕投手に指名された。2021年にヤンキースから古巣に復帰したが、1年目は4勝9敗、昨年も9勝12敗と2年連続の負け越し。今年はキャンプ初日から順調にメニューをこなし、満を持して渡米前の2012年以来2度目の大役を務める。
オープン戦では、4試合に先発して計16.2イニングを投げて防御率2.16、3試合で無失点と安定した投球を披露した。最終登板となった24日の巨人戦では、3回46球2安打3奪三振無失点。順調な調整ぶりを示し、中5日で開幕戦に臨む。
昨季は日本ハムと4試合対戦して2勝1敗、防御率1.88と好相性。唯一黒星を喫した4月19日の対戦でも8回2失点と好投していた。清宮幸太郎相手には6打数無安打、3奪三振と貫禄の投球。初めて上がる新球場のマウンドでも日本ハム打線を翻弄したい。
ここまで積み上げてきた勝利数は日米通算で190、今年2桁勝てば200勝に到達する。節目の数字達成、そして2013年以来のリーグ制覇へ、幸先の良いスタートを切ることができるか注目だ。
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