2014年から支援活動
西武の栗山巧が12日、浜松市にある浜松医科大学医学部附属病院の小児病棟を訪問した。
栗山は2014年から小児がんの子供たちとその家族を支援するため、「公益財団法人 がんの子どもを守る会」の協力のもと全国4カ所の小児病棟にDVDやおもちゃのほか、必要としている物品などを10万円分ずつ寄贈しているが、今回、本人の希望もあり、新型コロナウイルスの影響で見送っていた子供たちやその家族との交流を、約3年ぶりに実施することとなった。
栗山は子供たちと、自身が寄贈したおもちゃで一緒に遊んだりしたほか、キャップやサインなどをプレゼントしたり、体育館でキャッチボールをしてふれあいを楽しんだ。また、病院長をはじめ、医師や看護師とも積極的にコミュニケーションを取るなど、およそ1時間半にわたって交流した。

球団提供
「来シーズン以降もできる範囲で病院訪問は続けていきたいし、状況を鑑みながらベルーナドームへの招待も復活させたい」と今後も積極的に活動に取り組む予定だ。
栗山は積極的に社会貢献活動に取り組む姿勢が評価され、プロ野球人の社会貢献活動を表彰する「ゴールデンスピリット賞」を2014年に球団史上初めて受賞している。
・栗山巧コメント
「笑顔を見せてくれるこどもたちがたくさんいて、来てよかったなと思いました。頻繁に病院に訪問することはなかなか難しい状況ですが、こどもたちには今日僕が訪れたことをどこかで思い出して治療を頑張ってもらいたいです。そのためにも僕自身が活躍して、よいニュースをこどもたちに届けられるようにがんばります!」
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