エンゼルスでは「17」背負う大谷翔平
野球日本代表「侍ジャパン」の栗山英樹監督(61)が6日、東京都内で記者会見を行い、3月に開催される第5回ワールドベースボールクラシック(WBC)に臨む代表メンバーの一部となる12人を先行発表した。
今回選出された選手と背番号は以下の通り。
〇WBC侍ジャパン1次メンバー(背番号/選手名/所属)
2/源田壮亮/西武
3/牧秀悟/DeNA
8/近藤健介/ソフトバンク
10/甲斐拓也/ソフトバンク
11/ダルビッシュ有/パドレス
12/戸郷翔征/巨人
14/佐々木朗希/ロッテ
16/大谷翔平/エンゼルス
18/山本由伸/オリックス
21/今永昇太/DeNA
51/鈴木誠也/カブス
55/村上宗隆/ヤクルト
メンバー入りしたエンゼルスの大谷翔平投手(28)もサプライズで登場する豪華な記者会見となったが、同時に発表された背番号に関して議論を呼んでいる。現在所属するエンゼルスで「17」を背負っている大谷の背番号が「16」と発表されたからだ。しかも、今回発表された選手の中で「17」を着用する選手もいなかったのが拍車をかけた。
会見でも背番号が「16」となった理由について大谷へ質問が飛んだが、「背番号は自分自身であまり大きなこだわりはないんですけど、前回出られなかったのが一番かなと。それまではずっとジャパンでは16番をつけてきたので、自分にとって日本代表は16番という印象が強いです」と本人は気にも留めていなかった様子。
日本代表で「16」を付けることになった経緯に関しても「何ですかね、先輩優先みたいな(笑)。野球界あるあるですけどね。そういうところがあるので、僕は背番号にこだわりないですし、偉大な先輩方に良い番号を付けていただいたらなという感じですかね」と背番号にこだわりはないようだった。
また、栗山監督にも今後「17」を背負う予定の選手が選出される可能性について質問が及んだが、「17番だからということではなくて、誰かが付けるんじゃないかなと思いますけど」と明言を避けた。