蛭間選手も小6時に出場した「12球団ジュニアトーナメント」が27日に開幕
12月27日(火)から「NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP 2022」が、明治神宮野球場と横浜スタジアムにて開催される。今年も野球界の未来を担うこどもたちの熱い戦いが繰り広げられる中、星野智樹監督率いる埼玉西武ライオンズジュニアは悲願の初優勝を目指す。
2022年ドラフト1位で西武に入団した蛭間拓哉も、2012年の小学6年生時にジュニアメンバーとして活動し、同大会に出場。その前年まで1勝もしたことがなかったライオンズジュニアは記念すべき初勝利を飾った。
蛭間は「高いレベルの野球を学べるところがあるということで、人に勧められてメンバー選考に応募しました。プロと同じ球場、同じユニフォームを着てプレーできたということは、他ではなかなかできない経験だと思います」と当時を振り返る。
「プロでもまたこのユニフォームを着たいという想いがより芽生えました。小学校の卒業アルバムにも“ライオンズにドラフト1位”と書きましたし、その夢が現実になってうれしいです。ジュニアトーナメントは、とにかく周囲の選手のレベルが高くて、例えば根尾昴選手(中日ドラゴンズジュニア)や藤原恭大選手(オリックス・バファローズジュニア)は当時から本当にすごかったです。
自分は当時体も小さくて全然うまくなかったですけど、レベルの高さを肌で感じたことで、もっとがんばろうと思いました。その時の想い経験はその後の練習の糧になっていますし、こどもたちにとっても必ず貴重な経験になりますので、ぜひがんばってもらいたいです」と力強く語った。
ライオンズジュニア出身の選手が西武に入団するのは昨年の羽田慎之介(2016年ジュニアメンバー)に続いて2年連続2人目。プロに憧れてジュニアの選考に臨む選手も増えてきたという。
ドラフト1位ルーキーも注目するジュニアトーナメントの開幕がいよいよ27日に迫り、ライオンズジュニアは今週末の24日、25日もクリスマス返上で最後の練習に励み、強敵が待ち受けるトーナメントへ挑む。
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