5月に右足アキレス腱断裂で離脱
ソフトバンクの上林誠知外野手(27)が12日、PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、600万円減の年俸3750万円(金額は推定)でサインした。
「ケガをしてしまったので、(球団から)『まずは早く治してください。常に期待しているし、今後もずっと期待しています』と言われました。早く万全にして今まで以上の結果で球団に恩返しがしたいと思っています」
9年目の今季は、開幕スタメンを勝ち取って順調なスタートを切ったが、5月18日の西武戦(那覇)の試合前練習中に右足のアキレス腱を断裂。その後はリハビリに費やしてシーズンを終え、成績は33試合の出場で打率.301、1本塁打、12打点だった。
「監督も代わり、キャンプから一緒にやってきて監督のために優勝したいという気持ちが強かったんですが、良い状態の中でチームを離れてしまった。チームも2位に終わってしまって、チームとしても個人としても悔しいシーズンだった」と今季を振り返った。
今月に入ってバッティングを再開しているが、今の状態については「6、7割くらいまでは戻しているかなと。あとは多少の怖さとかはあったりするが、この2ヶ月くらいで徐々に消えていくと思う」と語った。このオフのトレーニングについては「激しい運動はあまりできないと思うので、バッティングがメインになってくる」と、まずはケガの完治を第一に考えて来季への準備を進める予定だ。
来季に向けて「ここ数年ジャンプでいうところのぐっとしゃがんでいる状態なので、来年一気にジャンプしたい。キャリアハイをすべての面で上回りたいです」と復活を誓った。
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