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ソフトバンク武田翔太が現状維持で更改「僕は先発ピッチャー、そこで勝ち残っていかないと」

2022 12/12 14:26SPAIA編集部
契約更改後の会見に臨んだソフトバンク武田翔太
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ⒸSPAIA

ケガに泣き今季は10登板にとどまる

ソフトバンクの武田翔太投手(29)が12日、PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1億5000万円プラス出来高払い(金額は推定)でサインした。昨年オフに年俸変動制の4年契約を結んでおり、来季は2年目となる。

「悔しいの一言ですし、ここまでケガが続いた年もなかったので、もう1度しっかり自分の体のことに関しては見直していきたい。力になれるようにまずはケガをしないことを心がけたい」

11年目の今季は春季キャンプ中に広背筋付着部炎で離脱し、7月にようやく一軍へ昇格した。しかし、8月27日の日本ハム戦で先発した際に、右ひじの張りで3回に緊急降板。右肘内側側副靱帯(じんたい)の炎症などで再び離脱となり、わずか10試合の登板に終わった。

現在は復帰へ向けて順調に段階を踏んでおり、「今月まではリハビリで、今週中にはブルペンに入る。春には全然間に合うので、しっかり準備していきたい。シーズン中に間に合わなかったので本当に申し訳ない気持ちで一杯なんですけど、来シーズンに向けてしっかり準備して、早めに仕上げていきたい」と来季の巻き返しを誓った。

節目の30歳を迎える来季について「まずはコンディショニングには今まで以上に気を遣っていきたい」とした上で、「先発でいきたいなという気持ちはありますし、やっぱりそこで勝ち残っていかないと。僕は先発ピッチャーなので、信念をもってやっていきたい」と先発ローテ入りへ強い気持ちを示した。

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