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ソフトバンク周東佑京が400万増の4000万円で更改 来季は「率を上げて1年間試合に出られるように」

2022 12/12 12:50SPAIA編集部
契約更改後の会見に臨むソフトバンク周東佑京
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ⒸSPAIA

右肩手術の影響で出遅れるも80試合に出場

ソフトバンクの周東佑京内野手(26)が12日、PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、400万円増の年俸4000万円(金額は推定)でサインした。

「ケガで今年一軍に戻ってこれるかもわからないような2月、3月だったので、シーズン終わってみれば、去年のあの状態からよくできたなと。コロナ(の療養期間)中にも若い選手が活躍している姿を見ていましたし、ずっと試合を見ているのはもどかしかった」

5年目の今季は、昨年9月に受けた右肩手術の影響で、一軍昇格は5月下旬と出遅れた。だが、昇格後は三塁を中心に複数ポジションをこなしながら80試合に出場。打率.267、5本塁打、15打点、22盗塁をマークした。

今季を振り返って「打席の中の感覚では慣れてきたというか、できるなと思いました。リハビリ中、トレーニングの数が増えて体重も増えて、今年はそれがいい方向に向かえたのかな」と数字には表れない部分でも手応えを感じていたようだ。

このオフは「動ける範囲でですけど、体重をもっと増やして、身体も強くしたいしですし、全体的に力をつけたい」とさらなるパワーアップを目指して鍛えぬく。

来季に向けて「率を全体的に上げたい、打率、出塁率。上げていけば盗塁する機会も増えると思いますし、そっち(盗塁)は増やしていけるかなと思うので。まずは率を上げて1年間試合に出られるようにしたい」と意気込む26歳。「(打順は)任されたところで、何番でもとは思っています。(ポジションも内外野問わず)頑張りたい」がむしゃらな姿勢でレギュラー定着を目指す。

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