中継ぎとして自己最多の44試合に登板
ソフトバンクの松本裕樹投手(26)が12日、PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1200万円増の年俸4000万円(金額は推定)でサインした。
球団からは「終盤戦の連戦ってところで7回を投げてくれて感謝していると言われました」と一定の評価を受けていたが、「思っていた金額よりはいってなかったですね。最大限話し合ってサインしました」とその心境を明かした。
8年目の今季は、中継ぎとして自己最多の44試合に登板して5勝1敗、15ホールド、防御率2.66の成績。後半戦には勝ちパターンの一角として主に7回を任され、「今までチームの勝利に貢献できていなかったことが多かったんですけど、今年はしっかり勝つところで投げられたのでそこは良かった」と振り返った。
また、試合の大事な場面を任されることが増え、「日々準備をしてチームの勝ち負けに携われるところは、野球をやっているなという実感がわいてきます」と新たなやりがいを見つけた1年となった。
来季も中継ぎでの起用を藤本博史監督から既に伝えられている。「投げるからには抑えていいポジションにどんどん上っていきたい。中継ぎで1イニングを任されるのであれば、50試合をまずはクリアして、そこから上積みしていければ」とさらなる飛躍を誓った。
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