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DeNA・砂田毅樹と中日・京田陽太のトレードが成立 中日は阿部に続き二遊間の主力を相次いで放出

2022 11/18 13:06SPAIA編集部
DeNAの砂田毅樹と中日の京田陽太,ⒸSPAIA
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今オフ6件目のトレード成立

DeNAの砂田毅樹投手(27)と中日の京田陽太内野手(28)のトレードが成立したことが18日、両球団から発表された。これで今オフのトレードは早くも6件目で、中日は15日の阿部寿樹に続き2件目、DeNAは初となる。

砂田は、2013年育成ドラフト1位でDeNAに入団。15年6月に支配下登録を勝ち取ると、中継ぎとして17年に62試合、18年にはリーグ3位となる70試合に登板するなど貴重な左のリリーバーとして活躍した。だが、今季は15試合の登板にとどまり、防御率5.68と不本意な成績に終わっていた。NPB通算では269試合に登板(先発が22試合)して9勝13敗72ホールド、防御率3.67の成績を残している。

砂田は球団を通じて「このたび、中日ドラゴンズに移籍することになりました。ベイスターズで9年間プレーさせていただき、思うような結果が出せなかったですが、ベイスターズに恩を返すつもりで中日ドラゴンズでもう一度活躍し、頑張っている姿をファンの方々に見ていただけたらと思います。9年間ありがとうございました」とコメントした。

一方の京田は青森山田高から日本大を経て2016年ドラフト2位で中日に入団。1年目から遊撃のレギュラーを獲得し、新人王にも輝いた。その後は不動の遊撃手としてチームを支え、今季も開幕スタメンに名を連ねたが、極度の打撃不振に。最終的に43試合の出場で打率.172、3本塁打、8打点とプロ入り後ワーストの成績に終わっていた。通算成績は700試合に出場して打率.246、22本塁打、181打点。

京田は球団公式ホームページで以下のコメントを発表している。

「6年間という短い間でしたが、1年目から試合に使っていただき、また選手会長までやらせていただき、中日ドラゴンズには感謝しかありません。
今後はセ・リーグ同士なので、試合をする機会がありますが、これからもあたたかいご声援をよろしくお願いします。
活躍することが皆様に対して、恩返しになると思いますので、これからも頑張ります」

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