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楽天・涌井秀章と中日・阿部寿樹のトレードが成立 涌井「友達作りを柳に橋渡ししてもらいたい」

2022 11/15 14:21SPAIA編集部
楽天の涌井秀章と中日の阿部寿樹,ⒸSPAIA
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涌井秀章は4球団目で初のセ・リーグへ

楽天の涌井秀章投手(36)と中日の阿部寿樹内野手(32)の交換トレードが成立したことが15日、両球団から発表された。涌井は西武、ロッテ、楽天と渡り歩き、中日が4球団目で、セ・リーグの球団へ移籍するのは初。阿部は今回が初の移籍となる。

涌井は横浜高から2004年ドラフト1位で西武に入団。14年にFAでロッテへ移籍し、20年に金銭トレードで楽天へ加入した。07年に17勝、09年16勝、15年に15勝、20年に11勝で合計4度の最多勝に輝き、09年には沢村賞も受賞している。

今季は10試合すべて先発登板して4勝3敗、防御率3.54。プロ18年間の通算では、468試合に登板して154勝143敗37セーブ16ホールド、防御率3.57の成績を残している。

涌井は「4球団目なので、新しい友達作りを柳(高校の後輩)に橋渡ししてもらい、新しい野球人生をスタートしたいと思います。パ・リーグで18年やって、東北の皆さんの温かい声援は、味方になってなお温かく感じました。日本シリーズで対戦できるように頑張ります」とコメントした。

一方の阿部は岩手県出身で、一関一高から明治大、社会人のホンダを経て2015年ドラフト5位で中日に入団した。今季は本職の二塁に加えて三塁とキャリア初となる左翼にも挑戦。自己最多の133試合に出場し、打率.270、9本塁打、57打点をマークした。NPB通算では507試合で打率.261、35本塁打、203打点。

プロ8年目を迎える来季は、故郷の東北を本拠地とする球団が新天地となる。

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