U-18W杯で投手も務めた強肩捕手
西武から今秋ドラフトで3位指名された九州国際大付高の野田海人捕手(17)が2日、球団の指名あいさつを受けた。
野田は強肩強打の捕手で、2022年の甲子園に春夏連続出場し、センバツではベスト8入り。9月のU-18ベースボールワールドカップでは投手として登板するなど「二刀流」で活躍するほど地肩が強い。
指名あいさつを受けて「今日あらためて、これからプロ野球選手になるんだな、という思いを強くしました」と初々しいコメント。「早く平良投手の真っすぐを受けてみたいです。自分の持ち味はキャッチャーとしてのスローイングですが、ライオンズは打って勝つチームだという印象もありますので、打力アップが課題だと思っています」とプロ生活に思いを馳せた。
西武は正捕手の森友哉がFA権の行使を表明しており、流出となれば後継者育成が急務となる。野田は「開幕一軍という目標もありますが、打てるキャッチャーとして一年でも長くプレーしたいです」と目標を掲げた。
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