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【日本シリーズ第7戦】ヤクルト・サイスニードは先制点厳禁、オリックスは宮城大弥が中4日で先発

2022 10/30 11:00SPAIA編集部
ヤクルト・サイスニードとオリックス・宮城大弥,ⒸSPAIA
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第2戦は4回6安打2失点のサイスニード

ヤクルト・サイスニードとオリックス・宮城大弥のインフォグラフィック


オリックスが王手をかけて迎える日本シリーズ第7戦。ヤクルトはサイスニードが先発する。

23日の第2戦では4回71球を投げて6安打2失点。試合は9回に内山壮真の同点弾が飛び出して引き分けに持ち込んだが、先発として仕事を果たしたとは言えなかった。オリックスの中継ぎ、リリーフ陣の出来の良さを考えると、今日は先制点を与えないことが何よりも重要だ。

今季は23試合登板で9勝6敗、防御率3.54。交流戦では6月7日のオリックス戦(京セラドーム大阪)に登板し、4.2回11安打6失点でノックアウトされている。まずは吉田正尚の前に走者を溜めないことだろう。

今日勝てば3勝3敗1分けで逆王手となり、第8戦は11月1日に神宮で行われる。ホームで高津臣吾監督を胴上げするためにはヤクルトの継投もカギを握りそうだ。

第3戦で山田哲人に3ラン浴びた宮城

一方、一気に優勝を決めたいオリックスは宮城大弥が先発。山本由伸が登板回避した影響で、25日の第3戦から中4日でのマウンドだ。

その第3戦は5.1回89球を投げて6安打3失点。山田哲人に3ランを浴びて負け投手となった。個人的にも雪辱を期す登板だ。

今季は22試合登板で11勝8敗、防御率3.16。2年連続2桁勝利をマークした緩急自在の投球でヤクルト打線を翻弄したい。

中継ぎ陣が充実しているだけに宮城はイニングを気にせず飛ばしていけるだろう。逆に今日敗れると流れが変わるだけでなく、中継ぎ、リリーフ陣の疲労も心配の種だ。1996年以来26年ぶりの日本一は一気に決めたい。

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