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【日本シリーズ第6戦】王手かけヤクルトのエース小川泰弘とオリックスの“二刀流”山﨑福也が対決

2022 10/29 11:00SPAIA編集部
ヤクルト・小川泰弘とオリックス・山﨑福也,ⒸSPAIA
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流れ変える投球期待されるエース小川

ヤクルト・小川泰弘とオリックス・山﨑福也のインフォグラフィック


日本シリーズは本日29日から神宮球場に場所を戻して第6戦を迎える。ここまで2勝2敗1分けと互角。今日勝利すると日本一へ王手となる一戦の先発は、ヤクルトが小川泰弘、オリックスが山﨑福也と発表された。

今シリーズ2試合目の先発となるヤクルトの小川は、前回22日の第1戦(神宮)に先発。5回98球を投げて6安打を浴びるも2失点と要所を締める粘投で、自身初の日本シリーズ勝利を挙げた。そこから中6日で再び本拠地のマウンドに上がる。

チームは自身の好投で2勝1分けと戦いを優位に進めていたが、ここにきて連敗。対戦成績も五分に押し戻された。エースが本拠地で流れを変える投球を見せ、球団初の日本シリーズ連覇に王手をかけることができるか。

山﨑は再び二刀流の活躍なるか

一方、オリックスは中5日で山﨑が先発。ローテーション通りなら中6日でエース山本由伸が先発するはずだったが、第1戦に先発した際に左脇腹の違和感で途中降板。今日の登板は回避することとなった。

第2戦(神宮)に先発した山﨑は、4回68球を投げて4安打、5奪三振、無失点に相手打線を抑えている。また、先制タイムリーを放つなど得意の打撃でも貢献。試合は延長戦の末、引き分けに終わったが、第1戦で3発放ち快勝したツバメ軍団の勢いを止める活躍ぶりだった。

巡ってきた本シリーズ2回目の先発チャンス。チームは第5戦を吉田正尚のサヨナラ2ランで勝利し、第4戦に続き連勝と勢いに乗っている。DH制のない敵地で再び“二刀流”の活躍を見せ、今度こそチームを勝利に導く。

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