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【日本シリーズ第4戦】オリックス山岡泰輔が流れ変えるか?ヤクルト石川雅規が王手をかけるか?

2022 10/26 11:06SPAIA編集部
オリックス山岡泰輔とヤクルト石川雅規,ⒸSPAIA
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交流戦でヤクルト打線を封じた山岡

オリックス山岡泰輔とヤクルト石川雅規のインフォグラフィック


ヤクルトの2勝1分けで迎える日本シリーズ第4戦。オリックスは山岡泰輔が先発する。

今季は22試合に登板して6勝8敗1ホールド、防御率2.60。3月27日の今季初登板のみ中継ぎでマウンドに上がり、新型コロナ感染で抹消されたこともあったが、シーズンを通して先発ローテーションを守ってきた。交流戦では6月7日(京セラドーム大阪)にヤクルト打線と対峙し、7回6安打1失点で勝ち投手となっている。

山岡の最大の武器は縦に大きく割れるスライダー。投球全体の36.0%を占めており、被打率.207と優秀だ。今日もスライダーでストライクを取れるかどうかがカギを握るだろう。

前夜は不振の山田哲人が本塁打を放ち、村上宗隆も2安打3打点と調子は上向き。オスナはシリーズ通算打率.615と絶好調だ。気を抜けないマウンドとなるが、先制点を与えないことが重要だろう。悪い流れを変える快投が期待される。

21年連続勝利のベテラン石川

一方、ヤクルトの先発は石川雅規。プロ21年目の今季は16試合に登板して6勝4敗、防御率4.50。入団1年目から21年連続勝利は米田哲也、小山正明に次いで史上3人目の快挙で、42歳の大ベテランは健在ぶりを示している。

6月9日の交流戦オリックス戦(京セラドーム大阪)に登板して5回5安打1失点で勝ち投手。福田周平、宗佑磨、中川圭太らを無安打に封じた。

オリックスは前夜、打順を変えてきたが、やはり吉田正尚の前に走者を溜めないことが重要だ。円熟の投球術で試合を作れば、打線の援護も期待できる。敵地で一気に王手をかけるか注目だ。

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