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日本ハム・渡邉諒&高濱祐仁と阪神・江越大賀&齋藤友貴哉の交換トレード成立

2022 10/18 16:01SPAIA編集部
日本ハム渡邉諒(左)と阪神・江越大賀,ⒸSPAIA
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ⒸSPAIA

今オフ初のトレード成立

日本ハム・渡邉諒内野手(27)、高浜祐仁内野手(26)と、阪神・齋藤友貴哉投手(27)、江越大賀外野手(29)の2対2の交換トレードが18日、両球団から発表された。

渡邉は東海大甲府高から2013年ドラフト1位で日本ハムに入団。思い切りのよいスイングが持ち味で、2019年には二塁のレギュラーとして自己最多の132試合に出場し、打率.262、11本塁打、58打点をマークした。だが、近年は出場機会が減り、今季は21試合に出場して打率.233だった。

渡邉は球団を通じて、以下のコメントを発表した。
「ファイターズにドラフト1位で入ることができてから9年間、苦しい事もうれしい事もありました。打てない時も守れない時もありましたが、ファンの方々の声援のおかげで成長してこられたと思います。しっかりとレギュラーをつかめなかったことが心残りです。

新球場でレギュラーという目標も果たせないですけど、交流戦で来た時には、はつらつとした良いプレーができるように頑張ります。阪神タイガースの一員として、早く認めてもらえるよう全力でプレーしたいと思います」

高濱は横浜高から2014年ドラフト7位で日本ハムに入団。7年目の昨季は6月から一塁のレギュラーに定着し、107試合に出場。プロ初アーチを含む8本塁打を記録した。だが、今季は7試合の出場でわずか1安打に終わっている。

高濱は球団を通じて「正直、驚きました。ただ、これもチャンスですし、トレードをプラスにとらえたいと思います。自分が持っている力を発揮して活躍し、ファイターズに恩返しできるよう頑張っていきたいです。

ファイターズで8年間プレーして、1軍で活躍できたと言えるのは1年だけなので、ファンの皆様には申し訳なく思っています。それでも応援してくれるファンの方々がいたので、頑張ってこられました。北海道を離れるのはさびしいですけど、チームの力になれるよう阪神タイガースでも精一杯頑張りたいと思います」とコメントしている。

一方、江越は駒澤大から2014年ドラフト3位で阪神に入団。走攻守3拍子そろったスラッガーとして期待され、2年目には7本塁打を記録。だが、打撃の確実性の低さから近年は代走、守備固め要員としての起用が続き、今季は24試合の出場にとどまっている。

齋藤は山形中央高から桐蔭横浜大、社会人のHondaを経て2018年ドラフト4位で阪神に入団。150キロ台後半の直球を武器に、主に中継ぎとして登板していたが、制球面に課題があり、1軍定着には至らず。今季は20試合に登板して防御率5.01の成績だった。

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