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ソフトバンク藤本監督「最終戦の悔しさぶつける」西武・辻監督「完全なる挑戦者」 パCS前日会見

2022 10/7 14:41SPAIA編集部
ソフトバンク今宮選手と藤本監督、西武・辻監督と源田選手(左から)
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ⒸSoftBank HAWKS

初戦は千賀滉大と髙橋光成のエース対決

8日に初戦を迎える「2022パーソル クライマックスシリーズ パ」ファーストステージに向けて、ソフトバンクと西武が前日記者会見をPayPayドームにて行った。

ソフトバンクからは藤本博史監督と今宮健太選手、西武からは辻発彦監督と源田壮亮選手が出席。短期決戦へ向けて「10月2日の最終戦の悔しさをチーム全体でぶつけていきたい」と藤本監督が語れば、辻監督も「完全なる挑戦者としてぶつかっていきたい」と、早くも火花を散らせていた。

リーグ2位のソフトバンクは初戦の先発を千賀滉大と発表。藤本監督は「うちのエースとして2桁勝ち、一番信頼できる投手なので、千賀でまず1戦目を取りたいと思います」とコメント。絶対的エースで必勝を期す。

同席した今宮は西武と対戦するにあたり「(4番の)山川選手が打つとチームが乗るイメージがあるので、チーム全員で止めたい。また良いピッチャーもたくさんいるので、泥臭い1点をテーマに、必死こいて1点、積み重ねていきたいと思います」と相手の4番と投手陣に警戒感を強めた。

一方、3位からの下剋上を目指す西武・辻監督も、エースの髙橋光成を先発に指名した。「序盤ちょっと苦労したけど、中盤から終盤にかけて本当のエースと言えるようになってきました。我がチームで一番信頼できるピッチャー、必ず本領発揮してくれると思います」と思いを託した。

主将としてチームを引っ張る源田は「(ホークスが)本当に強いのはわかっているし、投手陣は誰が出てきても強い球を投げる、点を取るのが難しいという印象。チーム一丸となってバッターは1球でも多く粘る、守備は27個のアウトをみんなで必死に取るということを全力でやりたい。明るくのびのびライオンズらしい野球ができればと思います」と意気込みを語った。

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