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ソフトバンクのイケメン右腕・板東湧梧はV奪回の救世主となるか

2022 9/4 08:00SPAIA編集部
ソフトバンクの板東湧梧,ⒸSPAIA
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ⒸSPAIA

先発転向3試合で早くも2勝

ソフトバンクの板東湧梧投手(26)が評価を高めている。9月3日の西武戦で先発し、森友哉と中村剛也に一発を浴びたものの7回4安打2失点の好投。8月19日の日本ハム戦から先発で起用されて3試合で早くも2勝目を挙げた。

鳴門高時代は2年生だった2012年センバツから3年夏まで4季連続甲子園に出場。2013年夏は8強入りし、JR東日本を経て2018年ドラフト4位でソフトバンク入りした右腕だ。

2020年にプロ初勝利を含む2勝。2021年には44試合に登板して0勝2敗1セーブ16ホールドの成績を残した。今季も中継ぎで起用されていたが、チーム事情から先発に転向して見事、期待に応えている。

オーバースローのしなやかなフォームから投げ込むストレートは平均147.7キロ。フォークやカットボールもコントロール良く低めに決まる。ストライクゾーンを9分割したSPAIAのデータでは、右打者の全投球の24.3%を占める外角低めは被打率ゼロ。つまり1本も安打を許していない。大崩れがないのは強みだろう。

離脱者相次ぐソフトバンク投手陣

ソフトバンクは先発ローテーションの一角として6勝を挙げていた大関友久が、左精巣がんの疑いで8月に左睾丸の高位精巣摘除術を受けて離脱。ベテラン和田毅もコンディション不良のため8月26日に登録抹消され、武田翔太は右肘内側側副靭帯の炎症などで同29日に抹消となった。

9月10日のオリックス戦から11連戦が予定されており、藤本博史監督も投手陣のやり繰りに苦心している。そこに現れた坂東は、優勝戦線を勝ち抜くための救世主になり得る存在と言っても過言ではない。

甘いマスクで女性ファンの人気も高く、スター性は十分。野球界で「板東」と言えば、元中日の板東英二が有名だが、同じ徳島出身の板東湧梧が次世代のニューヒーローになるかも知れない。

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