『埼玉西武ライオンズジュニア』16選手が決定
西武は23日、12月27日(火)~29日(木)に明治神宮野球場と横浜スタジアムで開催される「NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP 2022」に『埼玉西武ライオンズジュニア』として出場する16人の選手が決定した、と発表した。
本大会は、12球団それぞれが選抜した小学5・6年生でチームを結成し、トーナメント形式で行われる大会で、今年で18回目の開催となる。今年度のライオンズジュニアのセレクションは、459件もの応募の中から1次、2次、最終選考を経て、個性豊かな16人の選手が選出された。
今回は、西武OBでライオンズアカデミーのコーチでもある星野智樹氏が監督を務めるほか、同じくOBの鬼﨑裕司氏と髙橋朋己氏がそれぞれコーチを務め、万全の指導体制のもと、悲願の初優勝を目指す。また、専門家による走り方の指導や栄養指導、映像分析を用いた指導なども実施され、単なる野球の技術指導だけではなく、これまでにない多角的なアプローチでこどもたちの将来の野球人生の礎となるような活動も実施していく予定だ。
監督を務める星野智樹氏は、「自身の所属チームでは主力だという子が多いと思いますが、今回はチームメイトも対戦相手も高いレベルですので、その中で多くのことを経験して、成長してほしいと思います。大会までにいろいろな経験をさせ、一戦必勝で、みんなが力を出せるように、緊張しないような雰囲気づくりに取り組んでいきたいと思います。目標は優勝です。また、挨拶や礼儀であったり、人に対する接し方なども学び、人間として大きく成長して、今後の人生に生かせるような経験をしてほしいと思います」とライオンズジュニアへの想いを語った。
19日には、ベルーナドームで結団式とチームの初練習が行われた。埼玉県出身で、今回チーム唯一の女子選手である後藤音美選手は、「選ばれたときは、絶対にチームのエースになるんだという気持ちになりました。希望ポジションはピッチャーなので、全力投球で三振を狙っていきます。大会では、全力プレーでミスを怖がらずに楽しくプレーしたいと思います」と意気込みを語った。
また、新潟県出身で、往復約9時間かけて通う中村銀治選手は、「自分の今の力がどれくらい通用するのかを知りたくて応募しました。メンバーに選ばれたときはうれしかったです。力強いボールを投げられることが僕のアピールポイントなので、みんなを優勝に導けるような選手になりたいです」と大会へ向けての熱い想いを語った。
大会の詳細や結果などはNPBオフィシャルサイトなどで確認できる。
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