西勇は3勝&防御率0.66、村上は8本塁打17打点
プロ野球の7月度「大樹生命月間MVP賞」が発表され、セ・リーグは西勇輝(阪神)と村上宗隆(ヤクルト)、パ・リーグは水上由伸(西武)と吉田正尚(オリックス)が受賞した。
2019年9月度以来2度目の受賞となった西は、4試合に先発してリーグ2位タイの27.1回を投げ、同トップタイの3勝、同2位の防御率0.66の好成績。登板した全試合でQS(6回以上自責点3以下)を記録するなど安定感が光った。
投手部門での阪神からの受賞は、今季の5月度に受賞したウィルカーソン以来となる。
打者部門では村上が2か月連続3度目の受賞。月間全20試合にチームの4番として先発出場し、リーグトップの8本塁打、長打率.742、出塁率.471に加えて、リーグトップタイの17打点をマーク。2年連続で両リーグ最速の30本塁打も放った。
7月31日の阪神戦では、自身初となる3打席連続本塁打も記録。文字通り、主砲としてチームを牽引した。2カ月連続での受賞は、セ・リーグでは2021年7・8月度、9月度の鈴木誠也(広島)以来17人目、ヤクルトでは2001年4月度、5月度のペタジーニ以来2人目となる。