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ロッテ山本大貴とヤクルト坂本光士郎のトレード成立 山本「チャンス生かしたい、ロッテには感謝の気持ちで一杯」

2022 7/29 11:24SPAIA編集部
ロッテ山本大貴(左)とヤクルト坂本光士郎,ⒸSPAIA
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中継ぎ左腕同士のトレード成立

ロッテは29日、山本大貴投手(26)とヤクルト・坂本光士郎投手(27)の交換トレードが成立したことを発表した。

山本は北海道出身で、北星大付高から三菱自動車岡崎を経て、2017年ドラフト3位でロッテに入団。出どころの見えにくいフォームが特徴の左腕で、昨季は二軍で主にリリーフとして34試合に登板して防御率2.81。一軍では通算13試合に登板して防御率3.24の成績を残している。今季は一軍での登板はないが、二軍では27試合に登板して2勝1敗6セーブ、抑えを任されるなど着実に実績を積んでいた中での移籍となった。

山本は球団を通じて「正直、ビックリしました。必要としていただいての移籍ですので、このチャンスを生かすことが出来るように頑張りたいと思います。プロ入りして5年。色々な経験をさせていただいて野球選手として成長をすることが出来ました。千葉ロッテマリーンズの皆様には感謝の気持ちで一杯です。

そして、なんといってもファンの皆様の応援がボクの力になりました。プロ初登板した際にスタンドから声援をいただき、これがプロかと感動をしたのを覚えています。もっともっと応援してもらえるように頑張りたい。応援に応える投球がしたいといつも思いながら練習に励んできました。感謝の気持ちで一杯です。応援ありがとうございました。新しいチームで精いっぱい頑張ります」とコメントを発表した。

一方の坂本は広島出身で、如水館から日本文理大、新日鉄住金広畑を経て2018年のドラフト5位でヤクルトへ入団。昨年プロ初勝利を挙げるなど、一軍で36試合に登板して1勝2敗7ホールド、防御率4.05の成績を残した。今季も一軍で7試合に登板している。

ロッテは昨年中継ぎとして経験を積んだ鈴木昭汰や中村稔弥が不調。中継ぎ左腕不足に悩まされていた中、一軍での実績を持つ坂本をピンポイントで補強した格好だ。

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