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セ・リーグ球団別週間MVP、ヤクルト村上宗隆が12球団トップの大爆発!巨人ウォーカーも好調

2022 6/27 17:00SPAIA編集部
セ・リーグ週間MVP野手インフォグラフィック,ⒸSPAIA
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ⒸSPAIA

村上宗隆は5本塁打15打点

先週のセ・リーグは広島が1分けを挟んで5連勝。一時は4位に転落したが、すぐに3位に再浮上し、勝率も5割に戻した。また、首位ヤクルトも4勝2敗で12カード連続勝ち越し。貯金24で2位・巨人に11ゲーム差と独走態勢に入っている。

巨人は2勝4敗で貯金も2に減少。阪神は3勝2敗1分けで4位、DeNAは2勝4敗で5位となっているが、元気がないのは中日だ。22日から5連敗で最下位に転落。ここは踏ん張りどころだろう。

SPAIAでは6月21日から26日までのwRAAを集計。本塁打数や安打数も含めて打撃面で貢献度の高い選手を「週間MVP」として球団別に紹介する。

wRAAとは、リーグの平均的な打者が同じ打席数の場合と比べてどれだけチームの得点を増やしたかを示す指標。平均的な打者なら0となり、貢献度が高いほど数値は大きく、低ければマイナスになる。wRAAが10なら、その打者が打席に立つことで、平均的な打者より10点増えたと評価できる。

セ・リーグ週間MVPインフォグラフィック


ヤクルトは主砲・村上宗隆が絶好調だ。先週は26打数11安打、5本塁打、15打点と大暴れし、12球団トップのwRAA6.0だった。

特に23日の中日戦で22号満塁弾と23号2ラン、翌24日の巨人戦では24号、25号の2ランを放ち、2試合で計4本塁打11打点をマーク。26日の巨人戦でも決勝26号3ランで11-10の壮絶な打撃戦を制した。6月は月間打率.423、11本塁打を記録しており、本塁打、打点はリーグトップ、打率も2位に浮上して三冠王も狙える状況となっている。

広島・上本崇司は6月打率4割超え

巨人はアダム・ウォーカーがwRAA4.9でチームトップだった。先週は28打数13安打で打率.464、3本塁打。21日のDeNA戦では14号ソロを含む4打数3安打、翌22日も15号ソロを含む4打数2安打2打点をマークするなど、全6試合で安打を放った。

5連勝中の広島は上本崇司が26打数11安打で打率423、wRAA3.5をマークした。17日のリーグ戦再開から9試合連続安打を継続しており、6月の月間打率.410と好調キープ。打順は1番や2番から6番、8番など日替わりだが、10年目の31歳が献身的にチームに貢献している。

阪神は大山悠輔がwRAA2.6でトップだった。先週は24打数8安打、1本塁打、7打点。交流戦で本塁打、打点の二冠王に輝いた好調を持続している。阪神は借金4まで減らしており、まずは5割復帰するために大山のバットは不可欠だろう。

DeNAは3年目・蝦名達夫がチームトップ

DeNAは青森大からドラフト6位で入団して3年目の蝦名達夫がwRAA1.5でトップだった。先週は22打数8安打で打率.364。23日の巨人戦では5打数2安打3打点で勝利に貢献した。最近は1番で起用されることが多く、佐野恵太、牧秀悟、宮﨑敏郎と続く強力クリーンアップの前で貴重な役割を果たしている。

元気がない中日は大島洋平がチームトップだったものの、wRAA0.5と数値は低い。先週は23打数9安打で打率.391。いずれも勝利につながらなかったとはいえ、24日からの阪神3連戦では計13打数6安打と存在感を放った。最下位脱出に向け、ベテランのバットは頼りになりそうだ。

まだ6月にもかかわらず、ヤクルトは最速29日に優勝マジック点灯の可能性が出てきた。過去最速の1965年南海の7月6日を塗り替え、6月中に点灯すれば史上初の快挙となるが、他球団が意地を見せられるか注目だ。

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