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プロ野球セ・パ両リーグ優勝回数ランキング、最多は巨人、最少は?

2022 3/18 06:00SPAIA編集部
巨人の原辰徳監督と西武の辻発彦監督,ⒸSPAIA
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巨人はリーグ優勝38回、日本一22回

2021年のプロ野球はヤクルトが2年連続最下位から「下剋上」の日本一に輝いた。セ・リーグ制覇は6年ぶり8回目、日本一は20年ぶり6回目だった。2022年はセ・パ両リーグともに混戦が予想され、昨年以上に盛り上がりそうだ。

12球団の優勝回数はどうなっているのだろうか。まずはセ・リーグのランキングから紹介しよう。

セ・リーグ優勝回数ランキング


1950年の2リーグ分立後で最多優勝は巨人の38回。そのうち日本シリーズも制したのは22回を数える。1965年から1973年の9連覇を筆頭に、リーグ5連覇を1回、3連覇を3回記録した。1リーグ時代にも9回優勝。通算では47回の優勝を誇る。

ちなみに原辰徳監督は通算1152勝を挙げており、すでに巨人の大先輩にあたる川上哲治の1066勝、長嶋茂雄の1034勝を上回っている。今季中に星野仙一の1181勝を超え、歴代10位に浮上するのも確実だろう。

2位は広島と中日の9回。広島は長い低迷期を経て、古葉竹識監督に率いられた1975年に初優勝を飾ると、2016年からの3連覇まで9回リーグ制覇した。日本一には1979年、80年、84年の3回輝いている。

中日は1954年に初優勝し、直近では2010年からリーグ2連覇。日本シリーズでは1954年と2007年(リーグ2位)の2回優勝している。

昨年王者のヤクルトは広岡達朗監督だった1978年にリーグ初制覇。野村克也監督時代には4回優勝している。しかも8回中6回は日本シリーズでも優勝。日本一の回数ではセ・リーグ2位となっている。

巨人に次ぐ歴史を持つ阪神は1962年、64年、85年、2003年、05年の5回優勝。そのうち日本シリーズも制したのは1985年が唯一だ。ただ、1リーグ時代は巨人に次ぐ4回優勝。トータルでは9回を数える。

DeNAは優勝2回。三原脩監督が指揮した大洋時代の1960年と権藤博監督が率いた横浜時代の1998年は、ともに日本一に輝いた。

パ・リーグ最多は西武の23回

一方、パ・リーグの優勝回数ランキングは以下の通りとなっている。

パ・リーグ優勝回数ランキング


最多は西武の23回。西鉄時代の1954年に初優勝し、56年から3連覇、85年から4連覇、90年から5連覇を飾るなど、パの盟主として君臨してきた。そのうち日本一は13回。2021年は42年ぶり最下位に沈んだが、巻き返しを期している。

2位は19回のソフトバンク。前身の南海時代は1951年からと1964年から2度の3連覇を飾るなど、セの巨人に対抗するパの強豪として優勝を重ねた。さらにダイエー時代に3回、ソフトバンクとなってから6回のリーグ制覇。日本シリーズでは南海時代に2回、ダイエー時代に2回、ソフトバンクとなってから7回(リーグ2位含む)の優勝を飾っている。1リーグ時代にも2度の優勝がある。

3位は昨年パ・リーグを制したオリックスの13回。西本幸雄監督が指揮した阪急時代の1967年から3連覇、上田利治監督時代の1975年から4連覇するなどパ・リーグを代表する名門球団のひとつだった。オリックスとなってからは仰木彬監督が率いた1995年から2連覇。日本シリーズでは4回優勝している。

4位は日本ハムの7回。東映時代の1962年に初優勝し、大沢啓二監督に率いられた1981年に2度目の優勝を飾った。北海道に移転後は2006年、07年、09年、12年、16年と5回優勝。日本一には3回輝いている。

昨年シーズン終盤まで優勝を争いながら2位に終わったロッテは5回。2リーグ分立初年度の1950年に毎日オリオンズとして初優勝し、1960年、70年、74年、2005年にも優勝した。2005年はシーズン通しての成績ではソフトバンクを下回ったものプレーオフを制しての優勝だったため、純粋な意味でのシーズン1位は1974年以来遠ざかっている。日本シリーズではリーグ3位から「下剋上V」と呼ばれた2010年を含め4回優勝している。

2005年に新規参入した楽天は日本一に輝いた2013年が唯一の優勝。田中将大が驚異の24連勝をマークし、2年前に東日本大震災の起きた東北に感動を呼んだ。

ちなみにオリックスと合併して消滅した近鉄は4回優勝。1979年、80年、89年、2001年にリーグ制覇したが、日本一にはなれなかった。

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